私は30分ほどかけて電車で通学しています。時間は短いですが、朝のラッシュに巻き込まれれば混雑している電車に乗らざるを得ません。コロナウイルスで「三密」が話題になってから、朝早く起きて、早い時間の電車に乗るようになりました。「早起き生活」をして変わったことをみなさんにお伝えしようと思います。(高校生記者・あかり=1年)

三密回避のため早起きをはじめてみた

昨年の流行語大賞も受賞した「三密」というワード。私はこのワードを初めて聞いたとき、とっさに「朝の電車」を思い浮かべました。

狭い電車に、体が触れ合うほどの距離、コロナ禍以前は窓も開いてなかったので換気もあまりされていないように思えます。あれこそ「三密」を具現化したようなものではないかと思いました。

満員電車の「三密」を避けるため、早起きを始めた(写真はイメージ)

そこで、私は時間を早め、すいている電車に乗るようになりました。学校の開門は7時30分なのですが、電車が混んでしまうため6時台の電車に乗るようにし、学校には7時20分ごろに着いています。

毎朝5時起き、早く寝て睡眠時間確保

早く起きるために、夜は大体22時までには寝るようにしています。前は夜に勉強をしていたのですが、早く家を出るようになってから、無理に睡眠時間を削って勉強することはしないようになりました。

朝は大体5時ごろに起きています。夜にできなかった勉強は朝に回しています。テスト前はもう少し早く起きることもありますが、授業で眠くなってしまうので最低でも6時間は寝るようにしています。

勉強時間は朝に1時間から1時間30分ほどと、放課後に1、2時間(塾などがある時もあります)。夜は30分もしていないと思います。

朝6:30頃の登校している時の空。普段は車通りが多い通りだが、朝早い時間はまだ誰もいない

勉強のリズムができた

早起きを始めて一番よかったことは、勉強のリズムができたことです。夜は問題集などはやらずに単語や生物、倫理などの暗記系を勉強しています。数学や英語の問題集など頭を使うものは、朝か学校に行った後、放課後などにやるようになりました。

勉強は朝と放課後を中心にしている

特に朝の学校はおすすめです! 静かだし、私の学校では校内でスマホを使ってはいけないので、誘惑されるものがないからです。わからない問題があればすぐに質問できるので、私はよく数学を勉強しています。

夜、寝なければいけない時間帯が決まっているので、時間を気にかけて勉強できるようになり、前よりも集中して勉強できていると感じます。

授業中にぼーっとしない

勉強できる時間がはっきり決まったことで、毎日ある教科書の暗記テストなどは、授業中になるべく覚えることを心がけるようになりました。結果的に、授業中にぼーっとしてしまったり、なんとなく授業に集中できない、というようなことが少なくなったように思います。

なんとなく集中できないまま勉強していると感じていたり、勉強に気が乗らなかったりする人には特におすすめです。ぜひ一度、早起きを試してみてください!