英国の教育専門誌タイムズ・ハイヤー・エデュケーション(THE)は2025年10月9日、世界の大学のうち115カ国・地域の2191校を研究力や国際性などの基準で順位付けした「世界大学ランキング」の2026年版を発表した。日本からは115校がランクインした。

日本のトップは26位の東大
日本の最上位は東京大学の26位で、昨年(28位)より順位を上げた。二番手は京都大学で、昨年(55位)から順位を落として61位だった。200位以内に入ったのはほかに、東北大学(103位)、大阪大学(151位)だった。
私立は順天堂大、慶應大が上位入り
日本から500位以内に入った10校は、すべて国立大学だった。800位以内には、私立の順天堂大学と慶應義塾大学、国立の広島大学や神戸大学、公立の会津大学が、1000位以内にはの私立の早稲田大学と公立の和歌山県立医科大学が入った。
今年ランキング入りした大学は115校と、昨年の119校から減った。
世界1位は10年連続オックスフォード大、アジア1位は清華大
世界1位は9年連続でオックスフォード大学(英国)、2位はマサチューセッツ工科大学(米国)、3位はハーバード大学(米国)だった。アジアからは、中国の清華大学(12位)と北京大学(13位)。シンガポールのシンガポール国立大学も17位に入った。