高校生新聞は8月21日、世界100カ国以上で語学学校や留学プログラムを展開する「イー・エフ・エデュケーション・ファースト・ジャパン」(EF)と協力して、「高校生記者ミーティング」を開催。高校生記者たちがグループディスカッションや記事の企画立案に挑戦した。

高校生記者ミーティングの参加者たち

高校生が関心を寄せる国際の話題は?

参加したのは、高校生記者17人とEFで留学を経験した大学生6人、高校生6人。5グループに分かれ、見聞きする国際の話題について話し合い、発表した。「観光に来る外国人に日本のルールをどう共有すればよいのか」「インバウンド向けに高値に設定される飲食物を目にする」など、身近に目にする観光客に関する話題が多かった。

5つのグループに分かれて話し合いをした 

学生に取材、留学経験から何を学んだ?

続いて、高校生記者たちは大学生にEFでの留学経験や普段の学生生活についてインタビューした。「留学で英語学習へのモチベーションが高まった」「アメリカでの寮生活でルームメイトと文化の違いでトラブルになった」など、現地での体験を通じた気づきを聞き、時折笑いがこぼれるなど和気あいあいとした雰囲気だった。

高校生向けの留学記事企画を考えよう

最後は「高校生向けの留学記事」の企画立案に挑戦。「留学への一歩が踏み出せない人が不安を解消できるよう、留学に行くまで、留学に行った後の手順を詳しく解説する」「高校時代に留学に行くことでしか得られないものを伝えたい」など意見があがった。

参加した高校生記者からは「通っている高校の枠を超えていろいろな人と話せて楽しかった」「海外と日本の考え方の違いについて話せてとても有意義な時間だった」などの声があがった。