予習・復習にたくさんの課題、小テスト対策、レポート……高校生はやらなきゃいけないことがたくさん。成績をあげるには、上手なタスク管理が必要です。高校生記者に、実践するタスク管理術を聞きました。
【1】年・月・週ごとにタスクを管理
勉強の進捗(しんちょく)は、手帳に年・月・週ごとに教科名ややりたい内容、時間を細かく分けて管理しています。日々の確認はカレンダーにシールを貼ったり、勉強記録アプリでチェックしたりしています。自分の努力が目に見えるとやる気が上がります。(もふもふん=2年)
【2】週ごとにタスクを割り振る
問題集やテストごとに、タスクリストと期限を手帳に書き出し、週ごとに割り振っています。各問題集には表を作り、「どこまで終えたか」と「実施日」を記入。予定より早ければ青、遅れたら赤など、ペンの色を変えて達成感を覚えられるようにしています。さらに「Notion」のガントチャートで計画を可視化。ToDoリストと併用して進み具合を一目で確認できるよう工夫しています。(つぐみ=1年)
【3】帰宅前に進捗確認、ToDo整理
ショートホームルーム後に翌日の時間割や課題、締め切りを照らし合わせ、今晩やる内容を決めてから帰宅しています。手帳は情報をまとめるには便利ですが、忙しい時期は見返すたびに焦りの原因にもなります。そこで小さなメモ帳を別に用意し、1日1ページで「今晩やること」を書き出すと頭が整理されます。(しまりす=2年)
【4】寝る前にノートで整理
私はまっさらなノートに「今日やった内容」と「明日の予定」を書いています。日記のように書けるので寝る前の数分で記録でき、翌日の学習にスムーズにつなげられます。完璧を目指さず、思いついたことをそのまま書くだけでも効果的です。フォーマットがないノートを使うと、1〜2日、記入を忘れても気にせず続けられます。(雫=2年)
【5】アプリを活用する
私は「YPT Study Group」というアプリを使っています。科目別のToDoリストや勉強時間の統計、タイマー機能など多機能なのが特徴です。試験日を入力しておくと「計画をどう進めれば間に合うか」が分かり、時間を意識して勉強できます。(あまね=1年)
【6】手帳を使う
私はタスク管理が苦手で、スマホのメモでは忘れてしまうことが多いです。そこでLOFTで購入した勉強計画を立てられる手帳「スタディープランナー」を使っています。月ごとのカレンダー、1日のToDoリストや勉強時間の記録、1週間の振り返りページがあり、気軽に書き込みながら学習を整理しています。(夢村なぎほ=2年)


















