「課題が多すぎて終わらない……」と追われている時の対処法を、高校生記者に聞きました。すぐにマネできるものばかり。さばいて気持ちの余裕を取り戻しましょう。

課題を整理して優先順位をつける

【1】優先順位をつけて整理する

課題を期限の近い順に書き出して並べると、提出し忘れを防げます。優先順位を把握すれば、取り組みやすい課題も見つかるかもしれません。まずは立ち止まって一度整理するのが大切です。(えび=2年)

【2】To Doリストで管理する

To Doリストを4分割し、縦軸を「緊急度」、横軸を「勉強か否か」で分類します。勉強かつ緊急度が高いものからこなし、合間に勉強以外のことを進めます。緊急度と重要度で分ける方法も有名なので、自分に合った方法を探してみてください。(しまりす=2年)

ToDoリストを4分割して管理(写真・しまりす)

スキマ時間を活用する

【3】授業の間の休憩時間に課題

授業間の休憩時間やドライヤー中など、スキマ時間を使うようにしています。スマホを見たり音楽を聴いたりする代わりに課題を進めると、机で考えるよりも思考が働き、良いアイデアも浮かびやすくなります。(雲雀=2年)

【4】通学時間を活用する

迷惑がかからない範囲で通学中の電車内などで進めています。すいている時にバインダーを使ったり、問題集を折ったりして省スペースでできるように工夫しています。(さつき=2年)

電車の移動時間を勉強にあてる(写真はイメージ)

目標や予定を設定する

【5】1日のゴールを決めて取り組む

計画的に進めるのが苦手なので、細かい予定は立てずに「今日はこの教科をやる」と大まかに決めています。その日のゴールを設定し、ご褒美を用意すれば頑張る意欲につながります。(えむちり=3年)

【6】カレンダーに提出日を入力する

スマホのカレンダー機能に課題の提出日を入れておくのがおすすめです。友達との予定や学校行事、ライブや旅行など楽しみな予定も一緒に入れておくと、その日を全力で楽しむためのモチベーションになります。(ホームズ=2年)