世界史の流れをつかんだり、単語を覚えたりするのに苦戦した経験はありますか。私は世界史と英語を組み合わせたユニークな勉強法を始め、定期考査で前回より15点アップしました。(高校生記者・ソフィー=2年)
初めての世界史テストで大失敗
高校2年生から世界史の授業が始まりました。テスト2週間前、本格的に勉強を始め、教科書を黙読したり、授業プリントの空欄を赤シートで隠して答えを思い出したりしていました。
初めての世界史テストなので、この勉強法がよいか分からなかったのですが、取りあえず全力で取り組みました。ところが、結果は地をはうような点数で、かなりショックを受けました……。
つながりが理解できてなかった
テストを終えて気づいたのは、「世界の出来事のつながりが理解できていなかった」「覚える単語が多すぎて整理できていなかった」こと。このままではいけないと思い、自分に合いそうな新しい勉強法を考えました。
「YouTuber」になったつもりで勉強する
思いついたのは、世界史と英語を融合させた方法です。自分がYouTuberになったつもりで、英語で世界史の授業をしてみるのです。今までの「教科書を読むだけ」「プリントを埋めるだけ」という作業的な勉強とは違い、実際に声に出して説明することで、内容がより頭に残りやすくなりました。
しかも、英語で説明するようにしたんです。英語力も伸ばせるメリットがあります。私は台本には起こさず、その場で頭の中で訳しながら話しています。難しい英単語が分からない時は、Google翻訳を使って調べています。
英文で訳せない箇所があれば、ChatGPTに質問。複数の例文を教えてくれるので、さまざまな表現を学べてとても勉強になります。
テストの点数が15点アップ
この方法を続けた結果、以前はすぐに忘れていた単語も、出来事の流れと一緒に覚えられるようになり、次の世界史のテストで15点も伸びました。
私のように勉強がうまくいかず悔しい思いをした人も、自分に合う方法を見つければきっと成果が出るはずです。世界史を通して、一緒に世界を学んでいきましょう。
- ソフィー 東京都在住。洋楽、k-popを聴くのが好き。新聞委員会所属。幼少期からバレエを習い、中高はダンス部に所属している。帰国子女。


















