勉強しないといけないのに、机に向かっていても集中できない……。そんなピンチを切り抜けるにはどうすればよいのでしょうか。高校生記者に、勉強中に集中力が切れた時の対処法を聞きました。

【1】別の科目に移る

一つの勉強に集中し続けると疲れてしまうので、別の科目に移ります。世界史や日本史などの暗記科目を長時間続けると、脳がキャパオーバーしてしまいます。数学のように考えて解く科目を挟めば、気持ちの切り替えができます。集中できないと感じたら、別の科目に移るのがおすすめです。(えび=2年)

違う科目に取り掛かる(写真はイメージ)

【2】踊って気分転換

好きなアイドルのダンスを踊ります。座りっぱなしだと集中力が切れるだけでなく、血行が悪くなって脚がだるくなるので、とにかく立って動くようにしています。好きな曲を聴けばテンションが上がり、踊って体もスッキリするのでおすすめです。(むにゅ=3年)

【3】整理整頓をして頭をスッキリ

何かを整えたり、スッキリできたりする行動を探します。小遣い帳の書き漏れをまとめたり、机の上を整頓したりすると、集中力が切れた時でも簡単に取りかかれます。特にToDoリストを見直し反省を書くと、気合を入れ直すのに有効です。それでもやる気が出なければ、集中力切れではなく疲労のサインなので休みます。(しまりす=2年)

整理整頓して気分すっきり

【4】音楽かけて簡単な問題を解く

効率の面ではあまりおすすめできませんが、どうしても集中できない時は音楽を聴きながら簡単な勉強をします。始めてしばらくすると少し集中できるので、その時点で音楽を止めて難しい問題に取り組みます。ただ、それでも気力が出ない時は諦めて勉強から離れ、やる気をチャージしてから再開します。(ざえもん=1年)

【5】紅茶を飲んでリラックス

紅茶を飲んで、机に向かいます。紅茶にはリラックス効果があるので、脳の緊張が緩和され落ち着きを取り戻せます。(ホームズ=2年)

紅茶を飲んで心をほぐす

【6】思い切って休憩する

他のことを考えてしまったり、ぼんやりして集中できなかったりするときは、思い切って休憩します。次の日の予定を考えたりお菓子を食べたりして、頭と体を休めてから再開します。長時間だらだら続けず、休憩と勉強のメリハリをつけるのが大切だと思います。(さつき=2年)