「勉強しなきゃ」とわかっているけれど、どうしてもやる気が出ない……。モチベーションが下がった時に自分を奮い立たせる方法を、高校生記者に聞きました。

【1】自分を追い込む言葉を壁に貼る

白紙に太いマーカーで「このままだとテストでひどい目に遭うよ!」と大きく書いて壁に貼り、自分を追い込んでいます。焦りでスイッチが入り、結果的に勉強したくなるのでおすすめです。(華=2年)

紙に書いて自分を追い込む(写真・華)

【2】身近な友達を目標にする

頑張れば届きそうな成績の友達を目標にすると、自然とやる気が出ます。その人を思い出すたびに「勉強しなきゃ」と感じ、スキマ時間も活用できるようになります。(くろねこ=1年)

【3】簡単な問題を解いてみる

時間に余裕がある時は思い切って勉強をやめますが、切羽詰まっている時は簡単な問題を解くようにしています。好きなアーティストの曲を聴きながらスラスラ解けると気分が上がります。音楽でリフレッシュしながら頑張りましょう!(えむちり=3年)

【4】気分転換の時間を作る

勉強に疲れたら、思い切って離れるのもアリです。好きなことをしたり、旅行に行ったりして気分転換したり。私はカフェで勉強すると、雰囲気が変わってやる気が上がります。(もちまる=1年)

【5】失敗経験を書いたノートを見返す

テストの赤点や先生の忠告など、「心を動かされた出来事」をノートに書き残しています。モチベが下がった時に読み返すと、嫌でもやる気が戻ります。人はマイナスの感情の方が強いエネルギーになるので、この方法は意外と効果的です。(雫=2年)

失敗を書き残したノートを読み返す(写真・雫)

【6】お小遣いアップに向けて頑張る

私の家では成績でお小遣いの額が変わるので、「頑張れば買いたい物が買える!」と自分に言い聞かせています。「あと少し頑張ろう」と自然に気持ちが上向きます。(はるか=1年)