数学は好き、でも計算は嫌い

新型コロナ対策に成功し、世界中が注目しているオードリーさん。幼少期から青年期をどのように過ごしたのでしょうか。

自らの生い立ちについても語ってくれた

幼い頃からコンピューターに興味を持ち、次第に数学にも関心を持つようになります。数学は好きでしたが、計算が嫌いでした。そこで「コンピューターが自分の代わりに計算をしてくれれば、数学の概念そのものに集中でき、数学を深く学べる」と考えました。これが、オードリーさんが8歳でプログラミングを学ぶようになったきっかけです。

14歳で中学を中退し大学で学ぶ

オードリーさんは、14歳で中学校を中退しています。きっかけは、AIの最先端の研究をしている教授に出会い、論文の感想をメールで送ると返信が来たことだと言います。

「私は10年間勉強して博士号をとらないとAIの研究はできないと思っていました。ですが、教授とコラボレーションできることになったため、中学校の校長先生に学校に行く必要がないことを伝えると、同意してくれました」

前向きなメッセージを発信し続ける

その後はオンラインの大学に進学。「なぜ人々は直接の対面よりもオンライン上での対面で素早く相手を信頼できるのか」について研究し、その中で社会的な起業家などたくさんの人に質問を重ねていったとのことです。