早稲田大学は11月13日、スポーツ科学部が実施する2021年度「トップアスリート入試(総合型選抜Ⅰ群)」の合格者を発表した。

同大によると合格者は、アーチェリーの世界ユース選手権に出場した園田稚(東京都立足立新田高校)、ノルディックスキーの世界ジュニア選手権の複合女子で優勝した宮﨑彩音(長野県飯山高校)ら5人。

この入試は、国際レベルの競技大会への出場経験などを出願資格とし、書類審査と面接などでスポーツ競技力と、スポーツ科学を深く学ぶ能力があるかを判定して合格者を決めたという。

同大の発表によると、合格者は次の5人(敬称略)

  • 佐藤琳(東京・私立成立学園高校)=エアピストル女子・ISSF ジュニアワールドカップ(2019)個人 42 位 MIX9 位
  • 園田稚(東京都立足立新田高校)=アーチェリー女子・第 16 回世界ユース選手権大会(2019)2 位
  • 徳山哲平(京都府立乙訓高校)=トライアスロン男子・第 3 回ユースオリンピック競技大会(2018)23 位
  • 宮﨑彩音(長野県飯山高校)=スキー女子(ノルディックコンバインド)・ジュニア世界選手権大会(2019)1 位
  • 山下栞(北海道苫小牧東高校)=アイスホッケー女子・IIHF 女子アイスホッケー世界選手権(2019)8 位

 

同学部は「スポーツ界に貢献する自信と意欲を持った合格者が、入学後、学部で修得した知識技能を生かし、日本のスポーツ界をリードしてくれることを期待するとともに、近い将来、世界の大舞台で活躍するトップアスリートとして成長してくれることを願っています」としている。