授業中、「集中しなきゃ」とは分かっていても、襲ってくる眠気。高校生記者たちに、「うとうと」を防止するために実践している方法を聞きました。

【1】昼休みに仮眠する

毎日お昼寝をしています。昼休みに食事が終わると、静かな図書室などで仮眠を取ります。睡眠の質を高めるために耳栓をして毛布代わりにカーディガンを掛け、筆箱をまくらにして仮眠します。そうするとぐっすり寝られて、朝のようなすっきりとした頭が戻ってきます。(もふもふん=2年)

図書室での仮眠セット(写真・もふもふん)

【2】ハッカのアロマでシャッキリ

本当は昼休みに仮眠を取りたいところですが、会議や委員会で時間がない場合もあります。最終兵器はハッカのアロマスティック。日本でもドン・キホーテで売っているのを見かけました。かいだり、皮膚に直接つけたりできます。頬に1滴垂らすと、涙が出るほどの刺激で強制的に目覚めます。(しまりす=2年)

ハッカのアロマで刺激する(写真・しまりす)

【3】背筋伸ばして深呼吸

おすすめするのは「深呼吸」です。「背筋を伸ばし、大きく吸ってゆっくり吐く」ことを意識するのがポイント。ノートを取り直す、発言をしてみるといった小さな動作を加えることで、集中力が戻りやすくなります。(まち=1年)

【4】授業で使わない教科書を足に挟む

少し重めの教科書を足に挟みます。一見不思議な行動に思えますが、気を抜くとすぐに教科書が落ちてしまうので、緊張感が眠気を防ぎます。「教科書が落ちないように」と自然と意識が働き、授業にも集中できます。(りゅうら=1年)

【5】ラムネでブドウ糖を補給

ラムネでブドウ糖を摂取しています。何度も襲ってくる眠気は、脳のブドウ糖不足なのかも。授業の間にラムネを食べれば、睡魔に打ち勝てるかもしれません。私は森永のラムネをよく食べています。おいしく眠気を覚まして、勉強に集中できます。(えび=2年)

ラムネを食べて目を覚ます

【6】冷たい飲み物でリフレッシュ

授業の合間に、冷たい飲み物をたくさん飲んでいます。飲む時にこぼさないように気をつけたり、喉に冷たい飲み物が通ったりしているうちに目が覚めてきます。私はコーヒーが苦手なので冷たい麦茶やジュースなどを飲んでいます。飲みすぎるとトイレに行きたくなるので要注意ですが、ほどほどにすればコーヒーが飲めなくても目が覚めます。(さつき=2年)