私は毎晩寝る前に、5行ほどの日記をつけています。日記を習慣にしてから、すっきりとした気持ちで過ごせることが増えました。みなさんにも一度試してほしいです。(高校生記者・れもん=2年)

唯一のルールは「きれいに書かない」こと

私は半年ほど前から、1日の終わりに日記をつけ始めました。文字を書く感触が好きなので、スマホではなく、手帳に書いています。特に書くことは決めておらず、その日の出来事をゆるく書いています。「1日頑張った」という達成感を得られる、癒やしの時間です。

お気に入りの手帳。スケジュール手帳のウイークリーページを利用しています

唯一ルールをあげるとしたら「きれいに書かない」ことです。気合を入れすぎて、日記をつけることがストレスにならないようにしています。字のきれいさも、誰かに見せるわけではないので気にしないようにしています。間違えたときにすぐ消せるシャーペンを使って書くのもポイントです。

感情の整理がしやすくなった

日記のメリットは「感情の整理がしやすくなる」ことです。私は夜にその日のちょっとした失敗をぐるぐると考えてしまい、眠れなくなるタイプなのですが、日記をつけるとその悩みが軽減されました。書き出すことで、モヤモヤしている原因を客観的に捉えられ、「あれ? 意外と大丈夫なんじゃない?」と思えるようになりました。夜に日記を書くことで、その日のモヤっとした感情を次の日に持ち越すことがなくなり、ポジティブな気持ちで1日を過ごせます。

書く分量は日によってまちまち。「ゆるさ」が続くポイントです

自分の機嫌を取るのが上手に

他には、日記を見返したときに「テストの時は意外とポジティブに過ごせてるかも。予定がない方が気持ちが沈みがちになってる!」など、自分がどんな時にどんなことを思うのか理解できるのもポイントです。自分の機嫌を取るのも上手になれました。

日記は私にとって「心の秘密基地」のようなものです。暗い気持ちはそこで発散でき、うれしい気持ちは大切にしまっておけます。学校生活や勉強に追われていると、自分と向き合う機会は意外とないので、日記のルーティーンは大切にしたいです。