コロナ禍でオンライン上でもオープンキャンパスを行う大学が増えた。日常が戻ってきた今でも、来場型・オンライン型双方を行っている大学も多い。オンライン型の効果的な活用法について、進路指導アドバイザーの倉部史記さんに聞いた。(安永美穂)

チャット機能で気軽に質問

―オンライン型のおすすめ活用法を教えてください。

最近はYouTubeライブで配信を行ってチャットで質問を受け付けるなど、双方向性のある企画を実施している大学もあります。こうした機会を活用して、気になることはオンラインでも遠慮なく質問してみることをおすすめします。「自分自身がここに通ったらどうなるだろうか?」を想像しながら、情報収集をするようにしましょう。

オンライン型のメリット

複数大学の比較がしやすい

―オンライン型と来場型、どう使い分けるとよいですか?

実際にその大学が自分に合っているかどうかを肌で感じるには来場型(対面型)が適していますが、オンライン型を活用すれば複数の大学の情報を効率よく入手して比較検討することができます。

まずはオンライン型で複数のオープンキャンパスに参加して志望校を絞り込み、志望度の高い大学は来場型(対面型)のオープンキャンパスにも足を運んでみるというのも一つの方法です。また、来場型(対面型)で回り切れなかった大学があれば、オンライン型で情報を補うのもよいでしょう。

オープンキャンパスは、複数の大学を「比較」して、本当に自分に合う大学なのかを検討することが大切です。オンライン型も上手に使って、情報収集を効率的に行いましょう。

 

倉部史記(くらべ・しき)さん

進路指導アドバイザー、高大共創コーディネーター。追手門学院大学客員教授。高校生の「ミスマッチのない志望校選び」を支援するために、全国の高校での進路講演や高校・大学の教職員向け研修などを行う。