私は初潮がきた小学4年生から生理が重く、起き上がるのもつらいほど生理痛がひどいこともあります。その中で、生理期間を少しでも快適に、そして楽しく過ごせるよう工夫してきました。(高校生記者・桜=2年)

生理期間を少しでも快適に

「腰が重い」「身体がだるい」「生理痛がつらい」「経血が漏れていないか不安」……など、生理の期間は大変なことばかりです。私も毎月生理がくるたびに憂鬱(ゆううつ)でしたが、ひと工夫するだけで、その期間が少しだけ快適になります。私が実践している「生理の期間を楽しむルーティーン」は、次の5つです。

【1】ナプキンを持ち歩くポーチにこだわる

私は、多い日は夜用ナプキンが必要なほどなので、その時は巾着、少ない日はハンカチ風のポーチを使っています。ひもが付いていると、トイレの個室にあるフックにかけることができて便利です。好みのデザインを選べば、気分も上がります。

左は巾着、右はハンカチ風のポーチ

【2】生理の日はカレンダーにシールを貼る

小学生のときに先生からもらったご褒美シールのようで、心が弾みます。生理周期を把握することもできるので、毎月の「そろそろ生理?」というストレスが軽減できます。

カレンダーに貼ったシール

【3】薬を常に持ち歩く

私は「バファリンルナJ」という、水なしで飲める鎮痛剤を常備しています。授業中でも服用できるよう、好きなキャラクターの小袋などに入れて筆箱に忍ばせるのがおすすめです。生理痛への不安も緩和されます。

常備薬と持ち歩き用の袋。筆箱に入れます

【4】生理の期間は無理をしないで休養をとる

特に生理が重い場合は、自分をいたわる期間にしてあげてください。私は、無理に体育の授業に出て立ちくらみを起こしたことがあるので、生理中は体調とよく相談をして動くようにしています。

【5】体を温める

冷たい飲み物を控えたり、カイロを持ち歩いたり、春や夏でも冷房で冷える場合はブランケットを使ってみてください。だるさや痛みが少し緩和されます。

※ ※ ※

生理は、これから何十年も付き合っていかなければならないものです。ぜひ、「生理がくる人の特権」だと思って、その期間を楽しく快適に過ごせるよう、工夫してみてください。