毎月の生理で悩んでいる女子は多いですよね。少しでも不調を軽減するための方法を知りたい人へ、高校生たちが実際に試している対策を紹介します。生活習慣の見直しやリラックス法など、参考にしてみてください。
体を温める
-
【1】冷房対策は万全に
とにかく冷えないようにしています。おなかだけじゃなく、体全体を毛布であっためて寝ています。特に夏は冷房で冷えがちなので、学校ではカーディガンを羽織ったり、長袖のシャツを着たりして対策しています。さらに、夏でも温かい飲み物を取るようにすると、生理痛が少し和らぎます。(麦=1年)
【2】夏でも湯船に漬かる
生理が来たら、なるべく早く鎮痛剤を飲んで体を温めるようにしています。夏で暑いから体は温かい状態だと思いがちですが、クーラーの部屋で過ごしたり、冷たい食べ物や飲み物を取ったりすると意外と体は冷えています。夏でも湯船に漬かったり、シャワーのお湯やホットタオルで痛みのある腰の部分を温めたりしています。(むにゅ=2年)
【3】とにかくおなかを温める
生理でおなかが痛くなった場合は、とにかくおなかを温めるといいです。使い捨てカイロやお布団、温かい食べ物など、少しでも体を温めてあげましょう。エアコンのつけ過ぎで部屋が冷えるのは逆効果。私はチョコなどを食べすぎると生理痛がひどくなるので、甘いものは控えています。(ふわめ=3年)
メンタルケアを心掛ける
-
【4】楽しいことに集中する
私は生理のとき、何もかも忘れられるほど楽しみを増やすことを心がけています。趣味の工作をしたり友達と電話でバカ話をしたり、とことん好きなことや楽しいことをします。YouTubeを見て気をそらすこともおすすめです。(しろくま=2年)
【5】ストレスを減らし気分転換
過度なストレスがたまらないように、生理期間はダイエットを控えて、体調を整えることを優先しています。低カロリーなお菓子やフルーツも食べて、気分をあげることをとにかく最優先します。体調が悪くてできないことがあっても自分を責めすぎずに、生理が終わってからやりたいことをリストにすることもあります。(青=2年)
【6】自分を甘やかす
生理中だけは自分を最大限甘やかしてあげています。毎回腹痛に襲われるのですが、そういう時は布団に好きな本や単語帳を持ち込んで、のんびり読んでいます。さらに男性がテレビ番組の企画などで生理痛を体験する動画がYouTubeに上がっていて、よく見ます。優しさには欠けますが、人が自分より痛がっているのを見ると、いくらか自分の痛さが和らぎます。(むく=2年)
【7】イライラを理解してもらう
生理前や生理中にイライラしてるときは、周囲の人に「ごめん。生理前だからちょっとイライラしちゃうかも」と前もって言っておきます。生理だからといって人に八つ当たりするのはおかしいので気をつけています。私が逆の立場でも相手の気持ちを理解できるので、友人が生理中でイライラしていたら何も言わずそっとしておきます。(べいびぃ=3年)
生活習慣や薬で改善する
-
【8】食生活を改善して痛みを軽減
生理は「その日までの1カ月どのように過ごしたかの答え合わせ」と、はり・きゅうの先生に教わってから食生活を大幅に変えました。具体的には小麦粉をなるべく減らし、ミネラルを取るため海藻類を1日1回食べ、冷たい物をなるべく食べないようにしました。生理までの1カ月の生活を見直すことで根本的に痛みを和らげられるかもしれません。(ynn=3年)
【9】アプリと薬で事前対策
私は生理管理アプリを使っています。アプリでは、生理予定日や生理周期を自動で計算してくれるため、前もって対策できます。さらに、眠くならない生理痛薬などの薬を常備しておくこともおすすめです。(クリオネ=3年)
【10】通院も視野に入れる
私は生理痛がひどく、生理前に心が不安定になるPMDDもあるので、1カ月の半分以上をつらい気持ちのまま過ごしていました。今は病院で処方された薬を飲んで、一時的に生理を止めています。PMDDもかなり楽になりました。(翠=3年)