人気アイドルグループ「日向坂46」のメンバーの小坂菜緒さんは、グループ活動と並行して女優やモデルとしても活躍中です。モチベUPのコツ、着こなしの工夫など、小坂さんの大ファンという高校生読者から寄せられた質問に答えてもらいました。(文・中田宗孝、写真・幡原裕治)
落ち込む時間もアリだよ
【質問1】勉強をしないといけないのになかなかやる気が出ず、時間をムダにしてしまうことがあります。小坂さんがモチベーションを上げるためにしていることはありますか?
A.落ち込んだ時間をあえて過ごしてみる。次のモチベーションに向かうために
モチベーションを保ち続けるのは本当に大変ですよね。私も、やる気が出ない、ふがいない自分に対して落ち込んでしまうことが時々あります。
そんなときには「落ち込む時間もありなのかな?」と思うようにしています。そんな時間が次のモチベーションを上がるためには必要なのかなって。
こんな経験をしていれば、別の壁にあたって気持ちが落ち込んでしまったときに、「気持ちが沈むことも決して悪いことではない!」と捉えることができるから。
ファッションは色重視で
【質問2】いつもおしゃれな小坂さんに憧れています。私も小坂さんみたいになりたくて、私服をかわいく着こなしたいです。私でもまねできる、着こなしのコツ、工夫していることを教えてください。
A.服のどこかに「白」を取り入れてみて!
トップスでもボトムスでも、どこかに「白」を入れた着こなしをしてみたらいいかも! 。例えば、ボトムスが黒や茶色なら、白が多めのトップスにすると、いい感じにファッションになります。
逆にトップスとボトムスを同系色にするのもありです。オシャレに見えるポイントは、上下で同じ色をあわせるのではなく、ちょっと色が似ているモノにすること。私自身、ファッションは色を重視しています。
同系色の組み合わせに慣れてきたら、柄物のファッションやデザイン性の高い服を選んでチャレンジしてみるのも楽しいと思います!
部活の経験を演技に生かして
【質問3】私はスポーツが大好きです。小坂さんは、部活などでスポーツの経験はありますか?
A.中学の時、バレーボール部でした!
中学生の時はバレーボール部でした。それも大所帯の。
レギュラー選手としてコートに入れるのは6人。その6人に選ばれなければ試合には出られないので、当然レギュラー争いがありました。レギュラーに選ばれなかった経験もあります。そのとき感じた悔しさ、サブにまわってもレギュラー選手のサポートとしてやらなきゃいけないことがあります。
映画「ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~」は、スキージャンプ競技を題材にしたスポーツモノの作品で、私は裏方のテストジャンパー役を演じました。この役を演じるのに、部活に打ち込んでいた頃の自分と重ねていましたよ!
ヘアメーク・今泉里佳子 スタイリスト・市野沢祐大(TEN10)
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こさか・なお
2002年9月7日生まれ。大阪府出身。2017年、オーディションに合格してアイドルグループ「けやき坂46」2期生に参加。2019年、「日向坂46」の一員として、デビュー曲「キュン」からシングル4作連続でセンターを務める。グループ活動と並行して、女優、ファッション雑誌「Seventeen」の専属モデルとしても活躍中。
映画「ヒノマルソウル~舞台裏の英雄たち~」
1998年、長野オリンピック。スキージャンプ競技「ラージヒル団体」で日本チームは決勝へと進む。だが猛吹雪により、競技が中断。審判団は、ジャンプ台の安全を確かめるテストジャンパー25人のジャンプ成功を競技再開の条件とした。金メダルを目指す日本チームの運命は、日本代表から落選して裏方のテストジャンパーをする西方(田中圭)や、女子高校生スキージャンパーの賀子(小坂菜緒)たちに託される……。配給:東宝。近日全国公開。(C)2021 映画『ヒノマルソウル』製作委員会