私はもともと暗記が苦手で、どんなに勉強しても良い点数が取れず悩んでいました。しかし自分に合った効率の良い勉強法を研究した結果、点数が40点アップし学年1位を取れました。誰でもできる簡単な勉強法を紹介します。(高校生記者・アルパカ=1年)
「まとめノート」作りを辞めた
以前の私は、授業内容を専用のノートに全て書き写し、いわゆる「まとめノート」を作って勉強していました。しかし「見栄えの良いノートを作れた」と満足するだけで、学習効果が上がっていないとに気づきました。
そこで、授業ノートや教科書を生かして効率良く勉強するようにしました。具体的には、暗記マーカーを使ってノートや教科書に赤シートで隠したい重要部分を書き込みました。
先生の言葉にヒントがあった
授業用ノートには先生が授業中に話したポイントも書いていましたが、余力がなかったのでまとめノートには写していませんでした。しかし、テストを分析すると高確率で先生が授業中に話したポイントが出ていたのです。
まとめ直しをやめると、細かいポイントにも目が届くようになり、覚えられました。書き込むだけなので手間もかからない点が利点です。
「アウトプット」にも重きを置いた
暗記の際には次の3ステップを意識しました。
- ①覚えられていない部分に印をつける
- ②覚えられたら印を消す
- ③印がなくなるまで繰り返す
この方法を続けると効率良く覚えられるようになりました。
さらに答案を見直すと、暗記したはずの単語をテスト本番で思い出せない場面が多いと気づきました。そこでインプットだけでなくアウトプットも重視するようにしました。
友達と歴史の年号などの出し合ったり、内容を理解していない友達に教えたりすると、自分の理解が増します。覚えた内容を何も水に白紙に書き出すと、覚えていない部分が明確になり、効率よく勉強できます。実際のテストでもすらすらと答えられるようになりました。
テストは「足りない部分」を研究する
テストは受けて終わりではなく、答案を見直して自分に足りない部分を研究するのが大切です。そうすると自分に合った方法を見つけられ、勉強を楽しく続けられるのだと思います。
- アルパカ 東京都在住。ボランティア部所属。趣味はアイドルソングを聞くこと。推しは=LOVEの齋藤樹愛羅さん。


















