そろそろバレンタイン。日本ではチョコのお祭りみたいに、たくさんのチョコレートやお菓子を送り合う一大イベントになっていますよね。アメリカ人の友人のソフィー(高校1年)に、アメリカではバレンタインデーをどのように過ごすのかを聞いてきました。(高校生記者・Misa=1年)

男性→女性が一般的、花束を贈ることも

―日本のバレンタインって知ってる?

日本では、バレンタインシーズンになると、いろいろなチョコレートがお店に並ぶんだよね!

―うん! アメリカはどうなの? 

日本だと女性が男性に告白するイベントになっているんだっけ。アメリカではちょっと違うんだな。

私の母国では家族や友達、恋人などにチョコレートや花束などをプレゼントするの。

バラ一輪を手にするソフィーさん。チョコだけが愛を伝える手段ではない

―花束を贈る……というのは、日本だとあまりなじみがないな。

ちなみに、女性から、というよりは男性から女性に送る傾向のほうが強いかな。チョコレートをプレゼントすることもあるけれど、花束を渡すこともあるよ!

愛と感謝を伝える日、義理チョコはなし

―初めて告白する機会、という感じではないんだね。友チョコはあるの?

日本のような友チョコは……そうね、以前私も友達に花束やチョコレートをプレゼントして、友達も同じように花束を贈ってくれたよ。といっても、基本的に私自身は普段、特に何もスペシャルなことはしないスタンス。

……でもね、今年は彼氏がいるから、一緒に時間を過ごしたり、小さなプレゼント交換をするかも! 以前、彼氏は花束とチョコレートに手紙を添えて送ってくれたの。

 

―それはすてき!

日本では、好きでもない人にも付き合いで渡す、義理チョコというものがあるそうだけど、アメリカはそういったものはないよ。自分のあげたい人にあげる感じ。愛や感謝を伝える日なので!

私の家族の間ではプレゼントなどをあげたり交換したりするということはないけれど、日頃からの感謝や気持ちを手紙に書いて送ることもあるよ。