2020年11月17日にネットで注目を集めたニュースや話題の中から「大学生の就職内定率69.8%に急落」について紹介します。

大学生の就職内定率が69.8%と急落

文部科学省と厚生労働省の調査によると、来春卒業予定で就職を希望する大学生の10月1日時点の内定率が69.8%だったことが分かりました。この数字は、昨年同時期比で7.0ポイント減の急落となります。

リーマンショック以来の下げ幅、5年ぶりに70%下回る

国公立24大学と私立38大学の62大学4770人を抽出して調べたものです。新型コロナウイルスによる経済・雇用状況の悪化が、就職・採用活動に大きな影響を与える形になりました。7.0ポイント減は、リーマンショック以来の下げ幅で、70%を下回るのは5年ぶりです。内定率は年度末にかけて上がりますが、最終的な就職率が過去最高だった前年(98.0%)より落ち込むことが心配されます。

文系学生の内定率のほうが悪化

文理別だと、文系学生は68.7%と前年同時期比7.5ポイント減、理系学生は74.5%と4.8ポイント減。文系学生のほうが厳しい結果となっているようです。