新型コロナウイルスの影響は、全国の大学にも出ている。入学式や前期授業開始の延期や、オンライン授業の活用など、大学によってその影響と対応はさまざまだ。立教大学は、緊急支援策として全学生に奨学金(総額10億円規模)を給付することを決定した。

 

 

オンライン授業に向けたPC等準備のための緊急支援策

4月30日から開始されるオンライン授業に向けて、立教大学は学生の学修環境整備の支援を目的とした奨学金給付を決定した。

大学は、オンライン授業を実施するにあたり、画面の大きさや機能に制限があるスマートフォンよりも、カメラ、マイク・スピーカー(またはヘッドフォンなど)が搭載されたパソコンでの受講を推奨しているため、今回の奨学金によって各学生が環境を整えることを想定している。

金額は学生すべてに一律5万円。約2万名の在学生がいるため、予算規模の総額は約10億円にのぼるという。

 

立教大学のコロナウイルスに対する対応は、まとめページに掲載されるので、注意しておこう。また、R-Time'sでも立教大学の最新情報を更新しているので、チェックしてほしい。