観測史上最強クラスの台風15号が9月9日朝、千葉県に上陸し、関東を縦断した。

関東に台風が上陸したのは2016年8月以来3年ぶり。中心付近の最大風速は40メートルで、関東に上陸した台風では過去最強クラス。千葉市などで観測史上1位の風速を記録した。人や建物の被害も報告されている。

首都圏の鉄道各社の多くは8日夜の運転終了を繰り上げた。9日朝も、JR東日本が多くの路線で午前8時まで運転を見合わせたのをはじめ、各社の運転開始が大幅に遅れた。高校は、警報の発令状況によって休校等の対応を決めていることが多いが、9日の交通機関の乱れを受けて、休校や自宅学習とする高校や、授業を午後のみ行う高校が相次いだ。