各大学の入学式が4月前半に行われた。全国大学生活協同組合連合会が昨年、大学に入学した学生の保護者に実施したアンケートでは、新入生の約75%が、保護者とともに入学式に参加している。

「2018年度保護者に聞く新入生調査概要報告」(129大学生協を通じて実施し2万1720人が回答)によると、昨年の大学新入生のうち入学式に出席したのは97.6%。保護者らが同行したのは74.6%(自宅生の75.3%、下宿生の71.3%)。同行者がいる割合は10年前より7.9ポイント増えた。下宿生でも、7割の新入生の保護者が入学式に同行している。

大学の入学式に保護者が同行する割合の変化(全国大学生活協同組合連合会「2018年度保護者に聞く新入生調査」より)

母親が同行したのは70.0%、父親が同行したのは29.5%。母親、父親とも以前より同行する割合が増えているが、母親のほうが多い傾向は変わらない。