私は早稲田大学に通っています。サークル、バイト、勉強など、「やりたいことを全部やる」がモットーです。自由な時間が多いからこそ、やりたいことに没頭できる1年生の時を振り返り、忙しすぎた怒涛の日々を伝えます。(学生ライター・はるたま。=大学2年)
「やりたいことは全部やる」がモットー
大学生活の魅力はとにかく、毎日の時間配分がびっくりするほど自由なところ。高校までは学校に決められた時間割があるので、嫌でも決まった時間に従って生活する必要があります。
ですが、大学は自分で授業の履修を組み、サークル、バイトも選べるので、時間の過ごし方が本当に百人十色です。所属したいコミュニティや関わりたい人、人数や規模もすべて自分次第です。

サークルで気の合う仲間に出会える
早稲田大学はサークルの種類が本当に多いので、ドラえもん研究会、いちご大福研究会、かくれんぼ同好会など、高校には絶対に存在しないであろうニッチなジャンルのサークルが数多くあります。軽音サークルだけでも大学非公認をカウントすれば100以上存在するとの噂。これだけ種類が多いので、雰囲気や活動内容、ジャンルなど自分にぴったりのサークルが見つかります。
合宿やBBQなどイベントが充実しているサークルも多いので、気の合う友達が自然とでき、仲良くなれるのもポイントです。
4つのサークルに入り週5で活動
私は「やりたいことは全部やる」をポリシーに、2つのバンド、ジャズ、学園祭の運営と、合計4つのサークルに入りました。
最低週3回、さらに不定期でバンドの練習が入るため、忙しい時期は週5近くになります。だいぶ怒涛の日々ですが、自分が選んだ、自分のやりたいことで満たされた毎日は、本当にワクワクでいっぱいです。
学園祭や外部でのイベントの機会に恵まれるのもサークルの良さ。昨年私は学園祭での演奏のほか駅の記念イベントやホールを貸し切っての演奏会など色々な機会を経験できました。

派遣バイトで隙間時間に稼ぐ
サークルをかけもちすると、問題になるのが出費の多さ……。私は近所のレストランのホール、派遣バイトに登録して稼いでいます。
派遣や単発バイトは隙間時間に働ける、働くペースの融通が利くことが特徴。レストランのホールからホテルの朝食バイキング、イベント会場など、働くから分かる「仕事の裏側」を知れるのはとても楽しいです。お客さんと会話したり、先輩から教わったりする中で、新たな気付きや視点がたくさん得られました。

例えば、料理を提供した時にお客さんに「ありがとうございます」と笑顔で言ってもらえるとうれしくなります。「サービスする側」に立ってみて、客として店を使う時のマナーや振る舞いについて考えるきっかけになりました。
通学時間も勉強する「時短ガチ勢」
サークルやバイトで忙しい分、「時短ガチ勢」として、授業の隙間時間や電車内でリアクションペーパーなど簡易な課題を終わらせています。
通学時間に簡単な課題であれば意外にすぐ終わらせることができるので、できるだけ家に持ち帰る課題を減らすようにしています。
自分の気持ちに正直に挑戦したい
サークルからバイトまで、やりたいことを詰め込んだ1年間はとても忙しかったですが、本音で話せる大切な友人たちと出会えました。
「一つのことに打ち込むべき」という意見もよく聞きますが、やりたいことを全てやってみるからこそ得られる価値観や貴重な思い出、大切な出会いも必ずあります。
自分の気持ちに正直に、人に止められようとやりたいことにチャレンジする。自分に合わないと思ったことは無理しない。とにかく始めること。私にとってはやりたいことに正直に生きる大切さを学んだ1年間でした。