世界の高校生が地学の実力を競う第18回国際地学オリンピック(IESO2025)が8月8日から16日に中国・安寧で行われ、日本代表として高校生4人が出場。全員が銀メダルを獲得した。文部科学省と地学オリンピック日本委員会が発表した。
28カ国・地域の110人が参加
大会には、28カ国・地域の110人が参加。筆記試験や、地球システムに関する調査とポスタープレゼンテーションなどに挑んだ。
代表全員が銀メダル獲得
金メダルは参加者の上位約10%に、銀メダルは上位約20%に、銅メダルは上位約30%に与えられる。日本代表4人の成績は以下の通り。(敬称略)

- 石田結寛(いしだ・ゆいき、青森・青森高校3年) 銀メダル
- 酒井伸太朗(さかい・しんたろう、兵庫・灘高校1年) 銀メダル
- 清水玲那(しみず・れな、兵庫・神戸女学院高等学部3年) 銀メダル
- 淵上理音(ふちがみ・りおん、富山・雄峰高校3年) 銀メダル
来年はイタリアで開催予定
日本は2008年以降、毎年4人の生徒を派遣している。次回の第19回国際地学オリンピック(IESO2026)は、イタリアで開催される予定。