大学の講義は高校の授業とはガラっと変わり、より専門的な内容になります。教授陣も個性豊かな人たちが勢ぞろいです。人気のある教授は、どんな先生たちなのでしょうか。大学生たちに教えてもらいました。

ゼミで芋煮会

他学部のゼミを担当している教授で、現役小説家がいます。小説を書くゼミらしいのですが、たまに教授が「芋煮会」というイベントを開いてゼミのメンバーで芋煮を食べることがあるそうです。(みかみ=東京・私立大文系2年)

ゼミで芋煮会をすることも(写真はイメージ)

教授は映画監督、作家

映画監督や作家の先生が、教授として授業をしてくださいます。学校にメディアが来て報道されることも。監督には映画作品について質問できます。作家の先生には自分の書いた原稿を読んでもらい、フィードバックをもらうこともできますよ!(マリーナ=東京・私立大文系2年)

K-POPで踊ってくれる

私の大学の教授は、はやりのK-POPダンスを踊ってくれます! お子さんがダンスを習っていて、一緒に練習してると覚えちゃうみたいです。私もダンスを習っているので、授業後に一緒に踊っています。そんな明るい教授がいると、長く難しい授業の疲れも一瞬で吹き飛びます。(コツカワ=東京・私立大文系2年)

何を話していたか忘れちゃう

教壇に立っていたのに、いつのまにか歩き回る教授がいます。話はユニークなのですが、夢中になるあまり何を話していたか忘れてしまうこともしばしば。授業内容とは違うことが少なくありません!(わたあめ=東京・私立大文系3年)

いつの間にか教室内を歩き回る教授にほっこり

ダンディーなイケオジ♡

イケオジで声もダンディーなすてきな先生がいます。その教授のゼミ争奪戦が毎年秋に行われます。教え方もとても分かりやすいため、男女問わず人気です。学校内でその先生とすれ違うと、その日はラッキーなことが起きると言われています。(わたあめ=東京・私立大文系3年)

所有する株式を見せてくれる

授業の一環で、自身が所有している株式を教材として見せてくれる教授がいます。弁護士の資格も持っているので、実際に企業とやりとりした時の経験談もよく話してくれます。法曹志望の学生には参考になるかもしれません。授業のたびに法学は人の争いの歴史と深く結びついているなと実感します。(みかみ=東京・私立大文系2年)

株式を見せてくれ、生きた勉強ができる

一度会うと名前を覚えてくれる

たった一度会っただけでも、学生のことを覚えてくれる教授がいます。私もたった一度学内イベント運営でお会いしただけで、授業をとったこともないのに覚えてくれていて、名前で呼んでくださいます。とても明るくフレンドリーで、たくさんの学生に愛されています。卒業後も連絡を取り合う学生が多いようです。(きぐま=秋田・国公立大文系)

おもしろ雑談が大好き

雑談が本当に大好きな国語学の教授は、授業ごとに1~2つ体験エピソードを話してくれます。例えば、教え子が持ってきた「柿サブレー」に対して「(形だけが柿で)柿が入っていない」と憤慨したら、「じゃあ鳩サブレに鳩が入っているんですか?」と教え子に切り返された話を披露してくれるなど、愉快な先生です。授業では国語学のエキスパートとあってか、方言語形や日本語の運用・歴史についてとてもわかりやすく伝えてくれます。(ねぎくん=三重・私大文系3年)

カタコトなのに巧みな日本語に夢中

私は社会系学部で学んでいます。国際系の学科ではありませんが、学科長はシンガポール出身です。「イントネーションはカタコトなのに、日本人よりも巧みな日本語を話す」というギャップがあり、人気の先生です。授業の熱量もすごく、「この先生の授業だけは眠くならない!」と言っている学生が多いです。(ツムギ=関東・私立女子大文系1年)