全国高校バスケットボール選手権1回戦でコートを見守る戸田

【マネジャーDays】広島皆実 男子バスケットボール部   戸田彩芽(3年)

中学時代は選手としてバスケ部に所属していましたが、サポートをする側に興味が出たので、高校では全国大会常連の男子バスケ部に入部しました。マネジャーのオフは月曜と火曜の週2日。「部活が高校生活の全て」といえる3年間でしたが、本当に楽しかったと胸を張れます。

勇気を持って接する

「成長したな」と感じるのは、人との接し方。高校入学まではとても人見知りで、人と関わるのが苦手でした。しかし、先輩からアドバイスをもらったり、他の学校の先生やマネジャーと関わったりする中で、勇気を持って接することが大切だと学びました。今となっては、選手たちは「女子だから」という遠慮なく接してくれます。下級生からは怖がられているかもしれません(笑)。

12月に行われた高校最後の全国大会は、1回戦敗退で引退となりました。全国で勝つことの難しさを感じました。コートでプレーできないマネジャーは、どうしても選手から距離があります。後輩マネジャーたちにはプレー面も含め、選手に何でも言えるようになって、勝利により貢献できる存在になってほしいです。(構成・青木美帆)

【TEAM DATA】選手29人(3年生10人、2年生11人、1年生8人)、マネジャー2人(3年生1人、2年生1人)。2017年のインターハイと全国高校選手権でベスト8。三谷桂司朗(2年)はU16、U18日本代表の有望株。