世界の高校生らが地理の力を競う第15回国際地理オリンピックが今年の夏にカナダで開催される。国際地理オリンピック日本委員会は、日本代表として大会に挑む高校生4人を発表した。

日本代表は次の4人。

佐藤光駿君(東京・早稲田高校3年)

中尾俊介君(京都・洛星高校2年)

長岡祐生君(鹿児島・ラ・サール高校3年)

武藤彰宏君(東京都立日比谷高校3年)

2018年の国際地理オリンピック日本代表生徒(メダルをかけている4人)ら

日本代表は、1431人が参加した国内大会(第12回科学地理オリンピック日本選手権兼第15回国際地理オリンピック選抜大会)の成績優秀者から選抜された。

国際地理オリンピックは、7月31日から8月6日までカナダのケベックで開かれる。個人競技では、選択式のマルチメディア、記述式、フィールドワークの3種類の試験が行われる。試験は思考力や判断力を問うのが特徴。総合成績上位に入るとメダルが贈られる。加えて、国ごとに競う団体部門もある。日本は、昨年は団体部門で1位に輝き、個人競技では銀メダル、銅メダルを1個ずつ獲得した。