映画「111 じゅういちぶんのいち」で初主演を務める、俳優集団「D-BOYS」所属の池岡亮介さん。映画の見どころや、高校時代に味わった苦い体験などを語ってくれた。(東憲吾)

映画は、高校のサッカー部が舞台。池岡さん演じる主人公の安藤ソラの練習に打ち込む姿と、その姿を見た仲間の心の移り変わりを描いた作品だ。「ソラのサッカーに対する情熱と、その姿を見て立ち直る仲間の表情を見てほしいですね」

ドリブルのシーンでは10回以上撮り直す試練を味わった。「サッカーの経験がほとんどないので大変でした。僕の練習の成果も見てほしいです」

高校時代の池岡さんには苦い思い出がある。所属していた水球部を途中で辞めてしまったのだ。「練習中に激しいプレーにあって溺れてしまったんです」自信をなくして退部。落ち込んだ。

そんな姿を見かねた母親がある日、芸能界デビューを勧めた。オーディションを受けると、次々に選考を突破して合格。現在に至る。「何げなく入った世界ですが、目の前の仕事に地道に取り組んできたら、だんだん仕事の楽しさが分かってきた。やっとやりたいものが見つかりました」

挫折したり、やりたいことが見つからなかったりして悩む高校生にアドバイスをくれた。「まず目の前のやるべきことに真剣に取り組んで、自信をつける。自信がつくと自分の可能性も広がっていく。やりたいことは、その繰り返しの中できっと見つかりますよ」

 
いけおか・りょうすけ
1993年9月3日、高知県生まれ。2009年、第6D-BOYSオーディションで準グランプリを獲得。ミュージカル「テニスの王子様2ndシーズン」ほか、映画『ポールダンシングボーイ☆ず』などに出演。