勉強に集中しないといけない。でも、だらだらスマホをいじってしまう。そんな困った「あるある」は、ちょっとした工夫で解決できるものです。楽しくスマホの時間を減らせる方法を高校生記者に聞きました。

アプリでスマホ時間を減らす

【1】通知をさえぎる

「Blokin」というアプリを使い、LINEやインスタグラムの通知を来ないようにしています。このアプリを使い始めてから、スマホの使用時間がますます減り、「通知が来ないだけでこんなに使わなくなるんだな」と驚いています。(はるか=1年)

「Blokin」を使って通知をブロック(写真・はるか)

【2】ゲーム感覚で我慢時間を楽しむ

「Forest」というアプリを使っています。時間を決めてタイマーを開始すると、木の成長が始まり、他のアプリを使うと木が枯れてしまいます。木を育てて森ができていく達成感があり、勉強する時やスマホを使いすぎたと思った時に使っています。(くろねこ=1年)

スマホを物理的に遠ざける

【3】鍵付きの箱にしまう

家に帰ってきたら、すぐにスマホを鍵付きの箱に入れています。鍵は親管理で、つい入れ忘れてしまう時は親に注意してもらいます。友達にも事前に家ではスマホを使わないと伝えると、トラブルを防げます。頼れることは周りの人に頼りましょう。(雫=2年)

【4】デジタルオーディオプレーヤーを使う

デジタルオーディオプレーヤーを持ち歩いて、スマホと音楽を聴く用途を分けています。英語の音声も入れて通学中の勉強にも使えます。(はすがい=3年)

デジタルオーディオプレーヤーを使う(写真・はすがい)

【5】腕時計を使う

腕時計を使うとスマホを見る回数が減ると聞いたことがあります。(華=2年)

【6】散歩に行く

インターネットから離れたいなら、スマホを家に置いて散歩してみるのも良いと思います。(はすがい=3年)

スマホの機能を活用

【7】アプリ使用に制限をかける

私のスマホにはフォーカスモードがあり、曜日や時間、使えないアプリを設定できます。帰宅後20分で始まるように設定すると、『少しだけ休もう』とスマホを見始めてそのままダラダラしてしまうのを防げます。(くろねこ=1年)

【8】通知設定をする

「おやすみ通知」機能では、設定時間が近づくと“もうそろそろ寝ましょう”という通知が届きます。うんざりしてスマホを触るのをやめるきっかけになります。(華=2年)

「おやすみモード」を活用する

【9】「おやすみモード」を活用する

勉強する時は「おやすみモード」で通知をオフにしています。(えむちり=3年)

自分に言い聞かせる努力をする

【10】マイルールを決める

寝る前の1時間やご飯中はスマホを触らないなど、ルールを決めるのも効果的です。(もちまる=1年)

【11】体や美容に悪いと意識する

スマホをずっと使っていると目が悪くなったり、クマができたりでかわいくなれなくなっちゃう……と自分に言い聞かせています。(はるか=1年)

【12】使う時間を決める

どうしてもスマホをいじりたくなった時は、30分ほど触ってから勉強を始めると集中しやすいです。自分で利用時間を制限する方法もありますが、私は“触りたいときに触る”派です(えむちり=3年)