私は夏休みに、ニュージーランドの現地校へ5週間留学しました。初めての海外生活に不安もありましたが、現地の学校で学び、友達と過ごす中で多くの発見と成長がありました。(高校生記者・りゅうら=1年)

時間割を自分で作る

授業のスタイルが日本とは大きく違い、驚きました。生徒は自分で授業を選び、時間割を組み立てて学びます。

最初は英語で聞き取れず、「間違っていたらどうしよう」と不安でした。しかし、先生やクラスメートが丁寧に聞いてくれたおかげで、次第に自分から質問したり、話しかけたりできるようになりました。自分の考えを言葉で伝える大切さを学び、新しい学びの楽しさを感じました。

通っていた学校

ナイフとフォークの食事に戸惑い

生活面では文化の違いに戸惑う時もありました。食事の時にナイフとフォークを上手に使えず苦労しました。私は日本ではナイフを使う機会が少なかったため、最初は戸惑いましたが、ホストファミリーに使い方を教えてもらい、少しずつ慣れていきました。うまく使えるようになった時、「できることが増えた」と感じてうれしかったです。

ホームステイ先で飼っていた馬の世話の手伝いをした

自然と英語で話していた

週末や学校がない日には、現地の友達とビーチへ行ったり、ショッピングモールで買い物をしたりしました。言葉が通じなくても笑い合いながら過ごす時間が楽しく、気づけば自然に英語で会話していました。最終日には「また来てね」と声をかけてもらい、心からうれしかったです。

現地の友達と遊びに行った

留学を通して、新しい環境に適応する力と、自分で考えて行動する大切さを学びました。異なる文化にふれ、自分の世界が大きく広がった5週間でした。

りゅうら 東京都在住。体操部。体操は10年ほどやっている。歌い手が好き。ジェットコースターも好き。