旭丘高校(愛知)の「第77回鯱光祭」が2025年9月27・28日に開催される。学校祭実行委員長の小久保颯人さん(2年)に、文化祭の特徴や見どころを聞いた。
6日間にわたって開催
―文化祭全体の特徴を教えてください。
旭丘高校の鯱光祭は6日間にわたって七つの行事を行う、日本一長いといわれる学校祭です。およそ300人の生徒からなる学校祭実行委員会が、11の部門に分かれて企画、運営をしています。
77回目となる今回のテーマは、「旭斗七星」です。「旭生一人一人の豊かな才能を星のように輝かせてほしい」という思いを込めました。
3年生の演劇には毎年行列
―文化祭の見どころは?
1、2年普通科のHR発表や、有志団体による中庭での公演や模擬店、美術科による物販はもちろん、3年生が一夏をかけて完成させる演劇はぜひとも見ていただきたいです。毎年朝早くから来場者の行列ができるほど人気です。旭丘で過ごした青春の集大成、磨き上げられた演技演出をぜひご覧ください。
広報部門による校内装飾、プログラム編集部門による鯱光祭プログラム、アプリ開発部門による鯱光祭アプリにも注目です!
―意気込みをお願いします。
旭生は自ら考え、答えを導き、進み続けます。鯱光祭で、私たちは青春の熱を、まとい、燃やし、放ちます。ようこそ、第77回鯱光祭へ。熱と光があふれる6日間の開幕です!
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第77回鯱光祭
広報部門が毎年作成する「飾り門」(学校提供、24年撮影)【開催日時】9月23日(火)~28日(日)
※上記のうち、一般公開日は9月27日(土)午前9時~午後3時、28日(日)午前9時~午後3時
【前年来場者数】約6000人
【交通アクセス】「大曽根」駅(JR中央線、名鉄瀬戸線、地下鉄名城線、ゆとりーとライン)下車、徒歩15分古出来(市バス、基幹バス)下車、徒歩5分
【予約】不要
【HP、SNS】公式ホームページ:https://kokosai.jp
公式インスタグラム:https://www.instagram.com/kokosai_77th/
【学校の特色や自慢できる点】「旭丘はとにかく自由」と言われがちですが、「ガラパゴス」という言葉が一番似合ってるように感じます。能力ある人たちが、自分の道を究めまくって、文化と歴史におぼれそうになりながら、自らもその一部となっていきます。先生方も見守ってくださっています。
その結果、独特の雰囲気が醸成されています。あらゆる色の絵の具を原色そのまま混ぜたら、ものすごく鮮やかな虹色ができるみたいな。毎日が新しい発見や興奮、そして感動にあふれています。通っていてこんなに楽しい高校はありません。(小久保さん)