早稲田中学校・高校(東京)の「第70回興風祭」が2025年9月27・28日に開催される。学芸大会実行委員長の橋本翔輝さん(2年)に、文化祭の特徴や見どころを聞いた。

テーマは「FLASH」

―文化祭全体の特徴を教えてください。

本年度のテーマである「FLASH」には、「人それぞれの輝き、煌めき」という意味がこめられています。例年、「学実」と呼ばれる学芸大会実行委員が主体となって、校内装飾品の製作や模擬店の準備を行っています。文化部に所属する生徒は、興風祭当日に向けて、各部活の展示を進めています。

手作りの入場門や噴水でおもてなし

―文化祭の見どころは?

生徒が制作した入場門や噴水は、毎年多くの来場者の方々が写真に収めています。今年のテーマである「FLASH」の文字のモニュメントも展示するので、ぜひご覧になってください。

さらに、校庭に設置されたステージでは、有志の生徒のパフォーマンスや、さまざまな企画を行っています。特に、来場者の方々の投票で、最も人気だった模擬店を決定する「Best of WASEDA」の発表は、毎年とてもにぎわっています。

―意気込みをお願いします。

今年の興風祭が、「FLASH」というテーマどおり、早稲田生とお客さまの笑顔が輝くような、過去最高の興風祭になるように頑張ります!

第70回興風祭

来場者のサインが入った、去年のテーマ「喝采」のモニュメント(学校提供、24年撮影)

【開催日時】9月27日(土)午前9時~午後5時15分、28日(日)午前9時~午後5時

【前年来場者数】約2万2000人

【交通アクセス】東京メトロ東西線「早稲田」駅3b・2出口から徒歩1分

【予約】不要

【学校の特色や自慢できる点】本校は、大隈重信の教育の理念に基づき、1895年(明治28年)に坪内逍遥を中心に創設されました。高校募集のない6年間一貫教育制の男子校であり、今年で創立130周年を迎えました。独立した精神をもった人間の育成を教育目標として、「誠」・「個性」・「有為の人材」を掲げており、伝統を継承し、時代の最新の変化を取り入れて、さらなる発展を続けています。(橋本さん)