7月17日から25日にフランス・パリで開かれる物理の世界大会「第55回国際物理オリンピック」に、日本代表として高校生5人の参加が決まった。
派遣を担当する物理オリンピック日本委員会によると、代表に決まったのは次の5人(敬称略)。
- 伊丹翔治(いたみ・しょうじ、兵庫・灘高校3年)
- 井戸沼悠成(いどぬま・ゆうせい、東京・筑波大学附属駒場高校3年)
- 角谷賢斗(かくたに・けんと、東京・開成高校3年)
- 佐藤耀大(さとう・ようた、神奈川・横浜サイエンスフロンティア高校3年)
- 濱田泰成(はまだ・たいせい、兵庫・灘高校3年)
日本代表は、1061人が応募した「第20回全国物理コンテスト・物理チャレンジ2024」の成績優秀者から選抜された。
大会は、7月17日~25日までフランスのパリで開かれ、約80カ国・地域の高校生らが参加する。競技では理論問題や実験問題に取り組んで能力を競い、参加者同士で交流する。
日本代表は2006年以来、国際情勢のため派遣できなかった年を除いて、代表選手を派遣している。今年は19回目の参加となる。