明治学院大学のオープンキャンパスが、7月13日(日)に白金キャンパスで行われた。そのスペシャルトークイベントに招かれたのは、放送作家の鈴木おさむさんだ。スペシャルゲストも登場し、同学の魅力がたっぷり語られた。

鈴木おさむさん直伝!明学の入試攻略法

鈴木おさむさんは、同学経済学部在学中から放送作家として活動し、2 年で中退したものの、大学生活を謳歌した。今をときめく人気放送作家のトークイベントに、会場には多くの受験生とその保護者が集まった。司会を務める文学部芸術学科の長谷川一教授が、鈴木さんを紹介すると、軽妙なトークが始まった。
 「千葉の房総出身で田舎に住んでいたので、大学に入りたいというより東京に出たいと。母親が『東京に出るなら大学に行かなきゃダメ』というので、受験したんです」と進学理由を語る。
 鈴木さんの受験対策は、徹底的に過去問を解くことだったそうだ。「赤本でいろんな大学の過去問を解くと、ミッション系の大学の問題と相性がいいことがわかったんです。英語が得意だったからでしょうね。そうして絞り込んだ中に明学も含まれていたんです。大学によって、入試問題にクセがあるので、明学を目指すなら、過去問を集中してやるといいですよ」と集まった高校生に具体的な入試攻略法をアドバイスしてくれた。

 

明学のイメージを長谷川教授から質問された鈴木さんは、「おしゃれで語学に強い。1・2年は戸塚(横浜キャンパス/国際学部のみ4年間)ですけど、すごくいいところ! 学食はきれいで広い。駅からバスを利用しますが、なかにはタクシーで相乗りをする人も。そこで恋が生まれる(笑)。サークルも3つ掛け持ちしていました。かわいい先輩に惹かれて入ったサークルもあります」。
 続けて「印象に残っている授業は?」との質問に「好きだったから英語。帰国子女とか英語を話せる人が多く、当時から国際的な大学でした」と鈴木さんは語る。

現役アイドルの在学生 中島健人さんが登場!

「明学は早くから世界で活躍する人が多く、誇らしいですよ。それにいろんな現場で活動されている人がいます」と言う長谷川教授に「あ、呼びます?今日は、友だちを呼んでるんですよ」と鈴木さん。
 なんと、同学社会学部に在籍するSexy Zoneの中島健人さんが登場。まさかのサプライズに会場は一瞬、歓喜の声で沸き立った。
 一般入試で受験した鈴木さんに対し、自己推薦AO入試で受験した中島さんは、小論文対策を頑張ったという。「何を書いた?」と鈴木さんが突っ込むと「前年に東日本大震災が起きたばかりで、当時の社会の動きについて書きました」。
 大学生活についての話題も大いに盛り上がる。「英語コミュニケーションの授業は、日本語禁止。僕の受けた先生は、教科書を忘れると“Go out!”と厳しかったので、絶対に教科書を忘れないようにしていました」という中島さん。所属するゼミでの学びについても触れ、リアルな明学ライフを受験生たちに伝えた。
 「受験期に保護者にしてほしいことは?」「大学で一番好きな場所は?」など、受験生や保護者からの質問にも回答。「将来、マスコミ業界で働きたい」という男子高校生には、鈴木さんが「マスコミで何をやりたいか、明確なものを決めるといいですよ」とアドバイスした。
 最後に鈴木さんは「僕は途中で辞めて後悔もあったけれど、明学で多くの仲間と出会えたのはよかった」、中島さんは「夢を広げられる場所なので、ぜひ入学してください」とそれぞれ受験生にメッセージを贈ってくれた。

鈴木おさむ
放送作家。1972年4月25日生 千葉県佐倉市出身。バラエティを中心に多くの人気番組の構成を手掛ける。現在は映画・ドラマの脚本や小説・エッセイの執筆、舞台の作演出、ラジオパーソナリティ等幅広い分野で活躍。主な著書に「ブスの瞳に恋してる」「芸人交換日記~イエローハーツの物語~」「美幸」など多数。