「運動や体育に苦手意識があった」という読者の高校1年生・ボーちゃんさんは、高校生になり思い切ってバレーボール部に入部したことで生活が激変しました。運動が苦手な人に伝えたい体を動かす魅力を語ってもらいました。
体育も運動も大嫌いな私、バレーだけは例外
私は体育や体を動かすこと自体が幼いころから大の苦手でした。体操服を着ること自体も嫌いなくらいです。昼休みは絵を描いて過ごしたいのに、全員外で体を動かすように遊ぶことを強要されることもつらかった。
でも、「バレーボール」だけは例外でした。体育の授業でプレーしたとき、サーブで点を稼ぎ、みんなから褒められた経験があるからです。
バレー部に入部、体育の成績が急上昇
高校生になり、友達がバレーボール部に入ると聞き、小中の体育でバレーボールを楽しくやった経験がよみがえり、思い切って入部してみました。
体育が苦手な状態からバレーボール部に入ったため、上手な子との力の差を感じます。もともと運動をしていない状況から部活で筋トレをするようになったため、疲労感をかなり引きずる日々が続きました。
入部して半年が経ち、通知表を見て、驚きました。体育の成績がだいぶ上がっていたのです。中学時代の評定平均は2でしたが、70点台(100点満点)になっていました。サーブの正しい打ち方やアンダーパス、オーバーパスのコツがわかったため、体の動かし方の基礎が自然と身に付き、体育の授業でも生かせているように感じています。
運動がストレス解消に
良かったことは成績だけではありません。以前の私は運動自体が嫌いだったので、家に帰ってもスマホをいじるなど体を動かしませんでした。ですが、バレーを始めてから体重が減り、適度に体が引き締まったことを実感しています。さらに運動自体がストレス解消になっています。
パスやサーブが上手にできたら、すごく楽しいし、嬉しい。「元・運動嫌い」の私から、現・運動嫌いの高校生のかたへ。今は体育や運動が嫌いでも、ささいなきっかけで体を動かす魅力に気付くことがあります。運動を全否定せず、少しでも好きになってもらえたらいいなと思います。(ボーちゃん・高校1年)
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