世界の高校生が地学の実力を競う第16回国際地学オリンピック(IESO2023)が8月20日から8月26日にオンラインで行われ、日本代表の高校生4人全員が銀メダルを獲得した。文部科学省と地学オリンピック日本委員会が8月28日、発表した。
茨城県からオンラインで参加
大会には、32カ国・地域の172人が参加。日本代表は茨城県つくば市からオンラインで大会に臨み、地学に関するデータ分析や、地球システムに関する調査とポスタープレゼンテーションなどに挑んだ。
代表全員が銀メダル獲得
金メダルは参加者の上位約10%に、銀メダルは上位約20%に、銅メダルは上位約30%に与えられる。日本代表4人の成績は以下の通り。(敬称略)
- 岩永龍樹(いわなが・りゅうき、神奈川・桐光学園高校3年) 銀メダル
- 奥山裕樹(おくやま・ゆうき、神奈川・栄光学園高校3年)銀メダル
- 高原一眞(たかはら・かずま、奈良・青翔高校3年) 銀メダル
- 松尾京佳(まつお・けいか、宮崎・宮崎西高校3年) 銀メダル
来年の代表選考も始動
日本は2008年以降、毎年4人の生徒を派遣している。来年の第17回国際地学オリンピックは中国・北京で開催される予定。日本代表選考も兼ねる第16回日本地学オリンピックは、2023年9月1日(金)~11月15日(水)まで募集を行っている。