新年度、先輩の立場になり、後輩がたくさんできた人も多いのではないでしょうか。どのように接したら良い関係を築けるのか、高校生記者たちにアドバイスをもらいました。

会話を上手にリードする

【1】率先して自分から話しかける

率先してコミュニケーションをとることがとても大切だと思います。新入生は、相手が1学年上というだけでも緊張してしまうもの。「もう高校には慣れてきた?」など、先輩から会話の糸口になる質問を投げかけてもらうだけでも、緊張がほぐれると思います。(桜いをり=3年)

【2】昔のエピソードを話してあげる

先輩から積極的に話しかけることによって、お互いを知る機会が作りやすくなり、会話も続きます。新しい環境で不安を抱えている新1年生に、自分の高校1年生のときのエピソードなどを語ってあげるのもいいと思います。(kate=2年)

後輩に好かれる先輩になるには?(写真はイメージ)

【3】後輩のためになる話題を

「この先生〇〇だよ」など、後輩のためになる話題でたくさん話す! これなら話すネタもあるし、「この先輩親切!」ってなるはず。でも、悪口系はだめ。「自分も言われるかも」って不安になって話せなくなるかも。(りとるしゃけ=3年)

【4】常に笑顔で

不安でいっぱいな中で先輩が優しく話しかけてくれると、後輩にとって安心できる場所の一つになると思います。常に笑顔でいると、仲良くなりやすいです。(ラパン=3年)

好かれる先輩像をイメージ

【5】後輩を尊重する姿勢で

話はきちんと聞く。偉そうにしない。雑用などを丸投げしない。当たり前のことですが大切だと思います。(rim=2年)

どんな先輩ならついていきたいと思うか後輩時代を思い出してみて

【6】干渉しすぎない

「何でも一から手取り足取り教えてあげる」というよりは、後輩が分からないことがあったときに聞きに来やすい雰囲気・空間を作ることが大切です。小中学生ではないので、あまり干渉しすぎるのも良くないです。先輩だってしょせん1年や2年早く生まれただけなので、優位に立とうとせず、対等な立場で接したら良いと思います!(にこ=3年)

【7】すれ違ったらあいさつ

後輩に慕われるには、頼りになる先輩になることが大切です。何か悩み事があったら相談できるような、優しく話しかけやすい雰囲気を常に保つのがコツ。学校ですれ違った際は笑顔で優しくあいさつすると、後輩も話しかけやすい優しい先輩だと感じてくれるはずです。(かな=3年)

【8】自分が「嫌だ」と思うことをしない

自分が後輩だったときに指示しかしない先輩が苦手だったので、私は自分から動くようにしています。「どうしたら慕われるか」を考えるよりも、「先輩だったら嫌な人」を想像してみるといいかもしれません。(あかり=3年)