7月2日から13日に千葉県で開かれる「第64回国際数学オリンピック(IMO2023)」に日本代表として高校生6人が参加することが決まった。数学オリンピック財団が発表した。

代表に決まったのは次の6人(敬称略)。

  • 古屋楽(ふるや・たのし、東京・筑波大学附属駒場高校3年)
  • 林康生(はやし・やすお、東京・海城高校3年)
  • 狩野慧志(かのう・さとし、長野・松本深志高校1年)
  • 北村隆之介(きたむら・りゅうのすけ、東京・都立武蔵高校3年)
  • 小出慶介(こいで・けいすけ、兵庫・灘高校3年)
  • 若杉直音(わかすぎ・なおと、大阪・帝塚山学院泉ヶ丘高校1年)
国際数学オリンピックの日本代表に選ばれた6人。左から古屋さん、林さん、狩野さん、北村さん、小出さん、若杉さん(数学オリンピック財団提供)

日本代表は、合計7674人が応募した「第33回日本数学オリンピック」と「第21回日本ジュニア数学オリンピック」の成績優秀者から選抜された。国際大会は4時間半の筆記試験に2日間に渡って取り組み、その合計点で順位を競う。日本は1990年から毎年選手を派遣している。