高校受験が本格化しています。受験当日は、持ち物や気持ちの準備も万端にして、ベストな状態で迎えたいですよね。高校生の先輩たちからのアドバイスを紹介します。

これまでの自分を信じて

ついに迎えた高校受験当日。試験会場では自分一人で頑張るしかありません。これまで支えてくれた周りの人たちや、何より自分自身の努力に応えるため、自信を持って挑みましょう。

これまでの努力は、全てこの日のために!

前向きな気持ちで臨む

同じ中学からの受験者がいない高校を選んだので、受験当日は人一倍孤独を感じました。だからこそ心掛けたのが、胸をはって堂々とすること。

「これまでの勉強の成果がわかるノート」と「本番前にまとめた要点プリント」だけを持っていき、ノートは自信をつけるため、要点プリントは「これさえ踏まえていれば!」と前向きな気持ちで試験を迎えるために使います。あとは空気に飲まれないこと!(めておーら=3年)

復習を欲張らない

私は受験前日に復習を欲張った結果、「思ったよりできていないのではないか」と不安になってしまいました。本番直前など時間のないときに、あれもこれもと手を出すべきではないと思います。前日はみんな不安になるもの。焦らずに自分のペースを保って当日を迎えられたらいいと思います。(はろはぴ=2年)

「私が一番賢そう」と思う

何も考えず、準備もせず、謎の自信だけを持ち受験を迎えました。会場に着いても、皆も私以上に努力してるはずですが、心の中で「ふっ、私が一番賢そう」と思って、最初から最後まで堂々としていました。結果、合格しました! 模試の判定はCだったのに……。(りとるしゃけ=2年)

準備は念入りに

忘れ物や突発的なトラブルでペースを乱してしまうことがないよう、念には念を入れて準備してきましょう。

筆記具・受験票だけじゃない! 試験会場での持ち物

冷えには要注意

手が冷えると鉛筆を動かすスピードが落ちてしまうかもしれないので、直前まで手袋をしたり、カイロを持っていたりすることをおすすめします。直前の模試では手が冷えていたことが原因でタイムロスしてしまったので、本番では対策しました!(Haubois=2年)

持ち込み禁止品も確認

無事合格できたのでよかったですが、面接の日、持ち込み禁止だったスマホを持っていってしまい焦りました。「伝えたら合否に影響するのではないか」という考えもよぎりましたが、もし黙っていてスマホが鳴ったりしたら面接が0点になってしまうので、正直に「スマホを間違えて持ち込んでしまって……」と受付の先生に伝えました。(わっちょ=1年)

トイレの場所を把握しておく

利用する駅のトイレの位置を確認しておくことをオススメします。私は受験当日、緊張でおなかが痛くなり、行きの道中何度も駅のトイレに駆け込みました。緊張に強い方だと思っていましたが、そうではなかったことを受験当日知りました。個人差はあると思いますが、万が一のことを考えて備えておくといいと思います。(もりよ=2年)

音楽の力を借り気持ちを前向きに

余計な荷物にもならず、直前まで自分のそばにおけるスマホなどで「自分にとっての応援歌」を聴き、気持ちを盛り上げましょう!

音楽で気持ちをコントロール(写真はイメージ)

曲で気持ちをコントロール

私は当日、アイドルの明るい曲と静かな洋楽を脳内再生していました。受験会場まではアイドルの明るい曲で気分を上げて緊張をほぐし、試験が近づいてきたら静かな洋楽で心を落ち着かせていました。無駄に心配したり緊張したりしなくて済むのでおすすめです。(ふうくあ=1年)

当日用のプレイリストを作る

トラブルはつきもの。時間を逆算して行動すると、試験前に慌てずに済むと思います。会場に向かう際、好きなアーティストさんの曲を聴くのもおすすめです。私は試験の1カ月ほど前から、当日用のプレイリストを作っていました。(桜いをり=2年)