高校受験が思うようにいかず、複雑な気持ちを抱えて入学しました。当初は落ち込んでいた私が、高校生活を楽しめるようになったきっかけを紹介します!(高校生記者・ぷりむ=1年)

合格したのは1校だけ…

私は4校を受験しましたが、合格したのは1校だけ。他の3校はやや難易度が高く、チャレンジの意味合いが強かったのですが、そのうち1校は合格できる可能性が高いと感じていました。しかし結果が振るわず、ものすごくショックで、気持ちの整理がつきませんでした。

受験期に食べていたうどん

入学し「ここでよかった」と思えた

ですが、入学してみて、通っている高校の魅力的な点にたくさん気づきました。例えば、海外にルーツがある子や、海外で暮らし帰国した子が多いことです。同性愛について話すなど、さまざまな考えにふれる機会があります。

英語教育にも力を入れていて、スピーキングなどアウトプットを重視した授業があるのも魅力。学食の味もおいしく、メニューも多くてうれしいです。毎日が新鮮で、ここで学べてよかったと感じています。

学校の良さを見つけてみよう

今挙げた特徴は私の学校に特有のものかもしれませんが、どの学校にも独自の良さがあるはずです。たとえば、特色ある部活動、授業内容、校風など、「そこでしか味わえないもの」がきっと見つかります。

思うように受験の結果が出なかった場合、入学直後は良さが見えにくいかもしれません。ですが、自分がいる場所の良さ、ならではの強みを生かして過ごせれば、学校生活は一生の宝物になります。

ぷりむ 東京都在住。国際系の部活に所属。好きな科目は歴史。戦国時代、江戸時代にひかれる。好きなアニメは「薬屋のひとりごと」。