私は一年中、鼻水やくしゃみなどの鼻炎に悩まされています。鼻水が原因で、心ないあだ名をつけられたこともありました。どんな高校生活を送っているのか、お話しします。(高校生記者・山の息吹=2年)

治らない鼻炎に苦しんで

私は3歳のころから鼻炎に悩まされています。花粉やハウスダストなどではなく、「気圧の変化や寒暖差」によるものです。そのため季節関係なく一年中続きます。

ポケットティッシュではキリがないので箱ティッシュを持参

時には体が熱っぽく、頭痛がすることも。ティッシュがいくらあっても足りないという時もあり、つらいです。私の場合、薬は体質に合わず、飲むことができません。

不快なあだ名をつけられ

小学生の時、鼻水が原因で気分の悪くなるあだ名を付けられました。彼らにとっては面白おかしいことだったのでしょう。私にとってはつらい体の悩みでしたので、傷つきました。高校に入学した時には両隣のクラスにくしゃみの音が聞こえてしまったようで、一部の生徒からは「くしゃみ」と呼ばれました。

身体を冷やさないように携帯カイロが必須

確かに鼻炎は、深刻かつ日常生活に支障のある疾患ではありません。しかし、止まらない鼻水やくしゃみなどの症状は、時には何も手につかなくなるほどしんどいのです。私の周りには心配をしてくれる子もいますが、それもかえって申し訳ない気持ちになります。

症状でからかうのはやめて!

周囲へ迷惑をかけていることもわかっています。くしゃみが大きな音であれば驚いてしまうのは無理もないですし、コロナ禍のため敏感になる気持ちもわかります。

ですが、不本意なあだ名を付けたり、からかったりすることには不快感を覚えます。この記事で治らない鼻炎を抱える苦しさを、少しでも知ってもらえたら幸いです。