「朝が苦手」という人にもおすすめ! 高校生たちが朝すっきり目覚めるために実践する工夫を紹介します。高校生はもちろん、中学生にもおすすめです。

目覚ましアラームに一工夫

目覚まし時計や携帯などでアラームをかけるのは基本ですが、それでもうまく起きられない人におすすめの一工夫。

【1】アラームは3段階設定

起きたい時間の10分前、5分前、本当に起きたい時間にアラームをかけます。本当に起きる時間は前の2回とアラーム音を変えます。ある程度目が覚めている状態で起床時間が来るので、起きやすくなります。(ふうくあ=1年)

実際のアラーム。最後は自分へのメッセージつき

【2】好きな曲で気持ちよく起床

目覚まし時計の騒がしい音が苦手でいろいろ試した結果見つけたのが、お気に入りの音楽をアラームに設定すること。音楽を選べる機能が付いている目覚まし時計は少しお高めですが、朝気持ちよく起きられるためだと思えば高くないはず!(カフェラテ=3年)

【3】30分の猶予で気持ちにゆとりを

起きる30分前にアラームをかけて余裕を持ちます。「あ~30分もゆっくりできた」とスッキリ起きられます!(りとるしゃけ=2年)

「目覚めのルーティン」を見つける

科学的に証明されているようなものから自分で編み出した方法まで、目覚めのルーティンで寝起きからシャキッと覚醒!

目覚めのルーティンで毎日スッキリ♪

【4】起きてすぐ雨戸を開ける

起きたらすぐに雨戸を開け、晴れていればベランダに出て日光を1分浴び、冷たい水で顔を洗った後、歯磨きをするようにしています。結構効果的ですよ。(尾崎達也=3年)

【5】英会話の早朝レッスンを予約

早朝5時30分に英会話レッスンを予約して「遅刻したら講師の方に申し訳ない!」と強制的に起きています。(えがつ=3年)

【6】寝起きに体を動かす

目覚まし時計を布団から3メートルくらい離れた場所に置き、止めるために必ず歩かなければいけないようにしています。自律神経を整えるため、どれだけ眠たくても朝起きたら外に出て太陽の光を浴び、育てている植物に水をあげています。(ちょこ=3年)

【7】布団の中でストレッチ

目が覚めたら布団の中で「通学中にあの曲を聴こう」とポジティブなことを考えながらゴロゴロ動いたり、伸びをしたりすると、徐々に目が覚めてすっきり晴れやかな気持ちで起きられます。(桜いをり=2年)

【8】寝付きの一杯・目覚めの一杯

翌日に大事な用事を控えている夜は、必ずカモミールティーを飲みます。ノンカフェインで香りも良く、寝る前に飲むのにピッタリです。(古本屋の古書=2年)

朝、コーヒーを一杯飲みます。部屋からキッチンまでの移動、コーヒーをいれる香り、飲み干すまでの行動で目が覚めるのです。飲み過ぎには注意ですが、スッキリ起きることができ、朝勉強もはかどります。(めておーら=3年)

【9】休日に生活リズムを崩さない

休日も普段と同じ時間に起きるようにしています。学校や部活のない日はつい遅くまで眠りたくなりますが、慣れればアラームなしでも起きられるようになるし、リズムを崩さずに次の週を迎えることができます。(墨々=2年)

【10】太陽に起こしてもらう

カーテンを半分くらいあけて寝ています。朝になると日の光が入ってきてまぶしさで起きられます。雨や曇りの日は気を付けましょう(笑)(わっちゃん=1年)

良い目覚めには「良い睡眠」

大切なのは目を覚ます瞬間だけではありません。質の良い睡眠が、気持ちの良い目覚めの鍵を握っています。

質の高い睡眠が取れるよう工夫してみよう

【11】「1時間半周期」の睡眠時間

人は1時間半周期で深い眠りと浅い眠りを繰り返すそうです。浅い眠りの間に起きると睡眠時間が短くてもすっきり起きられるので、私は6時間で起きるようにしています。(奈月=1年)

【12】スリープタイマーを活用

寝付きが悪いので、睡眠時間を長くすることよりも質を上げることを重視しています。スリープタイマーをかけ、音楽を聴きながら寝るようにしてからは怖い夢を見ることもなくなり、睡眠の質も上がりました。(リンゴ=1年)

【13】朗読番組「おやすみ王子」でよい眠りを

NHKで不定期放送されている朗読番組「おやすみ王子」。YouTubeでもVR動画として体験することができます。「添い寝」感覚で眠りの世界にいざなってくれ、朝もスッキリ! こんな至福の時間は他にありません。(みつき=2年)

【14】寝る前の「リラックス状態」を作る

副交感神経を優位にさせるための寝る前のヨガや、ゆったりと風呂に入るのがコツだと思ってます。入浴に関しては、寝る90分前に入ると深部体温が下がった時に眠りにつくことができます。枕を冷やすのもいいです。(kirari=3年)

【15】強い光を見ない

テレビやスマホなどの強い光を放つ明るいものは、寝る前には極力見ないように心がけています。どうしても使う場合は、ナイトモードにして使うようにしています。(ミイ=1年)

【16】自分に合う睡眠時間を知る

ちょうどよい睡眠時間は人それぞれ。私は普段6時間睡眠で、7時間寝ると逆に眠くなってしまいます。ぜひ自分に合った睡眠時間を探してみてください!(Liz=3年)