勉強や部活で忙しい毎日を送る高校生。ぐっすり眠るためにどんな工夫をしているのでしょうか。睡眠の質を上げるために実践していることを、高校生記者に聞きました。

寝る前の行動を見直そう

【1】ストレッチでスッキリ

夜寝る前にストレッチをしています。筋肉が伸びて血流もよくなり、睡眠の質が上がります。

夜ご飯前に30分ほど散歩もしています。1日の間に運動時間を設けることで、夜はぐっすり眠れます。(芽郁=3年)

ストレッチで体を伸ばす

【2】呼吸の方法に工夫

自然な眠りにつくことができるように、3秒息を吸って7秒かけて息を吐くこと、鼻呼吸をすることを心がけています。アラームを何個かセットしておくと安心して寝られます。(るぅか=3年)

【3】読書で眠気を誘う

私はブルーライトを寝る前に見ないよう、早めにスマホを切り上げて、自分の勉強している検定の本を読んでいます。文字を見ても眠くなります。(エリース=1年)

【4】夕飯を早めに食べる

夕飯をできるだけ早く食べるようにしたり、寝る前には軽くストレッチをしたりしています。胃の中の消化がよくなり、スムーズに寝られます。(あじさい=2年)

スマホやブルーライトを避ける

【5】寝る直前はスマホを触らない

寝る1時間以内にスマホを触っていた日の翌朝は、だいたい頭が重くて目が乾いて眠気も残っています。私の場合は顔と目の周りのむくみがひどくなるので、寝る時間が近くなったらスマホを使わないようにしています。(かすてら=3年)

寝る直前はスマホNG

【6】ブルーライトカットに設定

寝る1時間前はスマホを触らないようにしています。もし触らなくてはいけない時は必ずスマホのブルーライトカットを設定して、短時間のみ使うようにしています。寝る前に勉強するときはライトが目の負担にならないように、明るすぎないライトで勉強するようにしています。(べいびぃ=3年)

心を落ち着ける工夫をしてみる

【7】寝具と音楽でリラックス

掛け布団や枕カバーなどの素材を落ち着けるものにしたり、寝る30分前にはあまり難しいことを考えないようにしたりするとよく眠れます。自分は音楽がないと落ち着かないので、スマホでヒーリングミュージックやラジオを流しながら寝ています。まずは寝室を、自分が緊張せずゆったりできる空間にすることが大切です。(はちや=2年)

こだわりの寝具で落ち着く

【8】好きなことを考える

寝る前に好きなことを考えたり、好きな曲を頭の中で歌ったりすると、ぐっすり眠れます。朝は、アラームが鳴ったらすぐに体を起こすことが大切です。外の空気を吸い込むと、さらに目覚めがよくなります。(みかづき=2年)

【9】やるべきことを終わらせる

不安なことは取り除いてから寝るようにしています。宿題や委員会の仕事など、目をつむったときに頭の中に出てくる「これ、やってないなぁ」を終わらせてから寝るようにしています。(藤咲花佳=2年)

【10】次の日の準備を済ませる

次の日の準備をしてから寝ています。私は「これ入れたかな、あの宿題やってたっけ……」と、いざ寝ようとしたときにいろいろ思い返して寝付くのが遅くなってしまうタイプです。なので、必ず次の日の準備や朝することを確認してから寝るようにしています。(にゃー=2年)