授業を聞きながらついウトウト……ぽかぽか暖かい春の陽気も眠気を誘います。とは言え、授業中に寝るのはやっぱりマズい! 眠気に打ち勝つ方法を、先輩たちが教えます。

十分な睡眠をとる

眠くならないためには、やっぱりきちんと寝ておくこと。夜に睡眠時間をしっかり確保する、もしくは休み時間に仮眠をとるなどして、頭と体をしっかり休めよう。

眠気の原因は前日の夜ふかしかも?(写真はイメージ)

【1】夜ふかしをしない

夜ふかしをしなくなってから授業中眠くなることが少なくなりました。しっかりと早く寝ることをおすすめします。(りこぴん=3月卒業)

【2】休み時間に仮眠する

7~8時間睡眠をとるのが一番良いと思いますが、授業の合間の休み時間に仮眠するだけでもかなり眠気が取れます! 自分の手をつねった痛みで目を覚ましたり、「眠りそうになったら起こして」と隣の子にお願いすることも。(みかみ=3月卒業)

 

眠くなる5、6時間目に備え、昼休みに10~15分仮眠しておくと、とてもすっきりして5時間目も集中できます。ポイントはあまり長く寝すぎないこと。浅い眠りのほうが、体の疲れも取れ、目覚めもスッキリ!(まじめがね。=3月卒業)

体に刺激を与えて目を覚ます

軽い運動やツボ押しから目薬、香りまで、眠気を強制排除したい時に試したい、「体への刺激で目を覚ます」方法。

スーっとする目薬で眠気覚まし(写真はイメージ)

【3】姿勢を正す

眠くなると猫背になってくるので、姿勢を正します。ちょっと周りを見渡して、集中しているクラスメートを見て目を覚ましています。(めいけん=2年)

【4】深呼吸して

「身体の酸素が足りないとあくびが出る」と聞いてから、あくびが出たり眠くなったりした時は、深呼吸をしたり、できる範囲で首や肩や足首を回して対処しています。(桜いをり=2年)

【5】つま先をたてて動かす

座ったままで足の爪先を立てるように上下に動かしてみてください。ふくらはぎにほどよい負荷がかかります。これはヨガや健康促進運動の先生に教えていただいた方法です。筋肉を動かすにはエネルギーを使い、一定の意識や集中力が必要になります。1分程度行えば、眠気の峠を越えられるかも!(日若飛鳥=3年)

【6】目が覚めるツボ押し

眠気を覚ますツボ押しがおすすめ。親指と人さし指の間の付け根を反対の手の指でグリグリ押すと痛くて目が覚めます(笑)。また、片腕を軽く伸ばし、肘の関節の内側で最も上に当たる位置を押すと掌のツボよりも激痛が(笑)。先生の話を聞きながら音を立てずに目を覚ませます。(マリーナ=3月卒業)

【7】刺激が強い目薬をさす

薬局で購入した目に刺激が強い目薬をさします。とてつもなく目が痛くなって眠気が引っ込みます。(Haruka=2年)

【8】マスクに爽やかな香りをシュッ

良い香りのするマスクスプレーを持ち歩き、眠くなったタイミングで使います。100均などでも売っている除菌用マスクスプレーは、良い香りのものがたくさん! レモングラスやユーカリなど、特にさわやかな香りのものは、眠気を覚ます効果もあり、眠くなった時にピッタリです。(Spareribs=3年)

愛用中の除菌用マスクスプレー

授業内容に興味を持つ

眠気を感じるのはどんな時? 退屈だったり、集中が切れてしまう状況を打破すれば、眠気はおそってこないかも。

興味を持ち、楽しむことで授業に集中できるようになる(写真はイメージ)

【9】授業を楽しむ!

苦手な教科の授業はウトウトと眠くなることが多いのですが、好きな教科の時は全く眠くなりません。その違いは「楽しむこと」だと気が付きました。「脳が難しいと感じると思考が止まる」という研究結果もあります。要は気持ちの問題です! 授業を楽しみましょう!(ねねむる=2年)

【10】先生の話を書きとり、脳内ツッコミ

授業の要点はもちろん、雑談なども全てメモに書き取っていると、気がつくと眠気が覚めている上に、授業の内容も定着しやすくなります。また「先生に対して脳内ツッコミを入れる」と、一人で勝手に楽しくなれます。(よんよん=3年)

【11】集中できる作業に取り組む

眠くなったらほっぺを両手でたたき、日本史・世界史の資料集をマーカーを引きながら全力で読みます。何かに集中して、何もしないという時間を作らないようにしています。時計を何度も確認するのはNG!「あと何分」と考えるとさらに眠気が増します。(りょう=3年)