大学生になると、自由に使える時間が格段に増えます。せっかくならその時間を、新しい考え方や世界に触れる機会にしてみませんか。そのためには、いろいろなコミュニティーに自分の居場所を作ることが大切だと、私は感じています。(みぃ=大学2年)

初めてミュージカルに挑戦

私はミュージカルサークルとSDGsに関する大学生のプロジェクトチームに参加しています。

ミュージカルは、中学の頃からよく観劇に出かけるほど好き。高校生のときには演劇部に所属し、スタッフとして舞台に関わっていました。大学生になり、新入生歓迎公演のパフォーマンスに感銘を受け「役者として舞台に立つ」チャレンジをしました。

ミュージカルの練習用シューズ

私は歌、ダンス、演技のすべてで初心者。お稽古中に名指しで指摘されたり、音を正確にとることができなかったりして、焦りや不安を感じることも。それでも、「自分ではない誰かになる楽しさ」を感じられました。そして、居残り稽古をして役と向き合ったり、分からないことがあったときに丁寧に教えてくれたりするすてきな仲間にも出会えました。

ボイストレーニングに通い歌や発声を強化した結果、大きな役をいただくことができ、達成感を感じています。

社会人にインタビュー、ビジネス用語に苦戦

SDGsのプロジェクトチームでは、理系分野の企業インタビューや記事作成に挑戦。専門用語やビジネス用語が飛び交う中、即座に意味を理解して質問につなげることに苦戦しました。

数値やデータに基づいた分析を行うことで、利益につながるだけでなく、無駄なエネルギー排出をなくして環境にも貢献できると学びました。加えて、実際に社会で働いている方たちの話し方や姿勢は非常に美しく、日常生活の中でも生かしていきたいと感じるものばかりでした。

取材時に必須の3点セット

面白そうと思ったら飛び込んでみて!

このようにさまざまな場所に所属することで、多くの人や物との出会いを経験することができました。また、舞台に立つことが好きであること、諦めずに挑戦することの大切さ、ビジネスの場でのルール等、自分に関する気づきも多く得ることができました。

大学生活には、本当にたくさんのチャンスがあります。面白そう、楽しそうと思ったら、まずは飛び込んでみてください。