私の学校ではiPadを導入しています。保護者負担で購入し、学校でフィルタリングをかけているため学習以外の使い方はできません。iPadを駆使した私の高校生活を紹介します!(高校生記者・めておーら=2年)

授業前に解説動画をチェック

学校の支度をするときにiPadで時間割をチェック。学習管理ツール「Classroom」で1週間ごとに配信されるので、それをスクショしています。小テストスケジュールも配信されるので便利。荷物が重いとき、単語帳のページを撮れば本体は持ち運ばずに済みます。

私の学校では「紙に書いた方が、知識が身に付きやすい」という理由でiPadを授業ノートとして使うのは推奨されていません。とはいえ、いろいろな授業でiPadは役に立ちます。

世界史での活用例

たとえば数学の授業。先生から問題の説明があった後、授業前に配信されている解説動画を見ます。類題は参考書を解くのですが、iPadのアプリにデータとして入っているので重たい紙媒体を持ち歩かなくてよいです。

英語では、アプリを使って英作文などを共有。事前に当てられた生徒がアプリに書き込み、先生が解説します。生徒2人の英作文を見比べたりもしています。

授業イメージ。英文を先生が添削してくれる

プレゼン資料をさっと共有

授業内のプレゼンテーションでもiPadは大活躍。全員に資料を共有しやすく、パワーポイントのアプリを使って作成から発表まで行います。新型コロナウイルス感染症対策の一環で、発表は録画して映像を流しています。

1日の終わりのSHRの1分間スピーチでもiPadを使います。テレビに写真やプレゼンテーション資料を映しています。

教室のイメージ図

部活の上達具合も一目で

iPadでニュースが読めるのが一番うれしいです。友達と気になったニュースを見てよく意見交換しています。

部活動の予定表や練習試合の出欠などもiPadで共有。緊急連絡なども即時にみんなに伝わります。練習試合のスコアもiPadでつけていて、パーセンテージなどわかりやすく表示されます。前回からどのくらい伸びたか確認できます。約2年間iPadを活用し続けて「日々の生活で電子機器の使い方を実践から身につけられる」と実感しています。