私の高校では1・2年は2カ月に1度、3年ではほぼ毎月模試があります。好成績を取れると気分がいいですよね。私の、「模試前日のルーティーン」を紹介します。(高校生記者・みかみ=3年)

【1】スケジュール帳を確認する

付箋でタスク管理

ルーティーンのテーマは「負荷をかけすぎないこと」です。私は普段の勉強で本番のように、さらに継続的に勉強する方なので、模試前日にガッツリした勉強はしません。

付箋に模試用の荷物、やること、模試の時間割をメモし、スケジュール帳の空きスペースに貼っています。以前、筆記用具が足りず、大変な目にあったのがきっかけです。

【2】持ち物の準備

模試に持っていく物。教科書などが多め

模試用の持ち物を全て用意します。模試を受けた後、問題用紙や解答を持ち帰らなければいけないので、できるだけ軽量化するように工夫しています。

全部収納しても、リュックの3分の1くらいは余裕ができます。私は心配症なので欲張りがちなのですが、10分ほどしかない休み時間に見られるようまとめたミニノートや、教科書に付箋を貼ったものを見るようにしています。

【3】数学の解き直し用ノートを見返す

模試の問題をまとめた数学のノートとミニノート

数学は解き直し用のノートやミニノートを読み返して、忘れかけているものを解き直すようにしています。この時、普通のノート以外にも、いらない紙やホワイトボードにも解いたりします。

個人的に、模試はある時点の自分の立ち位置を知るものだから、気にしすぎるのは良くないと思っています。けれど、先生や両親の信頼を得ておくのに役立つと思うので、頑張れるなら、頑張っておいた方が得です。

【4】英語の過去問をチェック

模試の英語の問題と単語ノート

英語や国語などの科目は、解き直しをしていると時間がかかってしまうので、前回受けた模試の解説や問題を読み返し、ポイントをミニノートにメモして、出題内容を予想する程度です。

一から全ての問題集を解くのは大変すぎるし、特に出そうなところや苦手なところをチェックした方が、効率が良いと思います。

【5】寝る前に暗記の確認

暗記用の倫理の資料集と授業プリント

人は寝る1時間前から直前にかけての記憶力がアップすると聞いたことがあるので、資料集や単語帳、ミニノートを眺め、気になったところに線を引いたりします。

この段階になると、もう集中力が切れてきているので、机ではなく、布団で見ることがほとんどです(笑)。音読したり、ある程度読み進めたら少し戻って暗記事項を確認したり、という感じです。

【6】模試に持っていく文房具を確認

普段使いの筆箱とマーク試験用の筆箱

文房具のチェックも怠りません。この時、受けたのはマーク模試だったので、普段使っている筆箱以外に、マークシート用の鉛筆を入れた筆箱も持って行きました。

共通テスト本番では、筆記用具は無地の鉛筆しか使えないので、普段の授業でもマークシートの時は鉛筆を使うようにしています。前日のうちに鉛筆を削っておくと、当日に慌てなくてすむし、削っているうちに、なんだか落ち着いてきます。

【7】秘密兵器のミニノートを見返す

重要事項をまとめたミニノート

私の一番の秘密兵器、それがこのミニノートです! これは中3の頃から作っているのですが、元々は数学の公式などを自分の言葉で整理するために作ったものです。

ノート自体はどちらも100均のもので、左側が現在二代目です。科目はすべてごちゃ混ぜで、忘れがちなことをメモしていくスタイルです。何度も見返し頭に入れることが目的なので、目次はあえて作らないようにしています。むしろその方が楽だからです(笑)

【8】飲み物も欠かせない

模試に必ず持っていく水とお茶

教材以外に私にとって欠かせないもの、それが飲み物です。というのも、私はお昼ご飯を食べると眠くなりやすいので、こまめに水分を取って眠気を覚ましています。

水とお茶で、最低でも2本は持っていきます。毎回買うと高いので、箱買いしています。飲み物以外にも、休み時間に軽くストレッチをしたり、お弁当のご飯を減らしておかずを多めにしてもらったりして、眠気対策をしています。