皆さんの体はやわらかいですか? 私は体が硬く、長座体前屈も普通にできませんでした。そんな私が、つま先に手が届くようになったルーティーンを紹介します! (高校生記者・ワイヤレス芥子=1年)

入浴後の温まった状態でストレッチ

二段ベッド下段でのストレッチは頭をぶつけないよう注意

まず、お風呂に入ります。温まった状態のほうが、体が痛まずに伸びやすくなるからです。

ストレッチは寝る前に、布団の上でやるのがおすすめです。日中の疲れをほぐし、リラックスしたまま寝ることができます。床だと、かかとが痛くなってしまいます。

前ももを伸ばす

腰が曲がっていると効果が薄くなる(本人自筆)

私たち高校生は椅子に座ることが多いため、気づかないうちに硬くなっている場所があります。正座の状態からゆっくり後ろに倒れてみてください。背中、腰、太ももがまっすぐ一直線になる形であれば、床に背中がつかなくても大丈夫です。前ももの伸びが感じられたらOKです。

長座体前屈にトライ

次に、体力テストの項目でもある長座体前屈の形になります。足全体の柔軟性を高めるために、とても大切です。足を前に伸ばして、腰との位置を直角にします。背中をまっすぐに伸ばすだけで、かなりきついです。足は折り曲げず、膝も伸ばすようにしてください。

膝を伸ばす(本人自筆)

背中を丸めず、膝を曲げないことが大切です。

テディベア型のイメージ(本人自筆)

体を倒さなくても、その姿勢を保つだけで足の筋が伸びます。足の後ろの柔軟性が高まれば、長座体前屈の動きもしやすくなります。余裕があれば、手をまっすぐ上に上げ、折りたたみ式の携帯電話のように腰から曲げると良いと思います。

目指せ三角定規!(本人自筆)

継続が一番大切

一度で効果は出ません。何よりも、継続が一番大切です! 痛かったり面倒くさかったりするとルーティーン化できません。なるべく楽な形にするのがおすすめです。もちろん、痛いのに続けるのは厳禁です。無理をせず、少し気持ちいいくらいの動きにしましょう。もしできない日があっても、すぐに体が硬くなることはありません。また次の日にすれば大丈夫。

このポイントは、私がさまざまな方法を試した中で知ったものです。私の場合、座体前屈でつま先に手が届くのに1年かかりました。足に胸がつくようになったのはさらに2年後のことです。ただ、毎夜ではなく1週間に2度程度だったので、皆さんはもっと早く成果が出ると思います。今日から始めれば、来年の体力テストでは結果が伸びているかもしれません。