【ちゅうい! このきじは、おとなむけです。サンタさんからのプレゼントをまっているこどもは、ぜったいよまずに、ほかの「おすすめきじ」をみてね!】
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クリスマスと言えば「サンタクロース」。世界中の子どもたちがプレゼントを楽しみに待っていますが、子ども時代がおわると、届かなくなってしまうといいます。読者の中高生には、いつ頃までプレゼントをもらえていたのでしょうか。LINE公式アカウント「高校生新聞編集部」をフォローしてくれている中高生442人にアンケートをとり、あわせて高校生記者にサンタクロースの思い出を寄せてもらいました。
サンタはいる?いない?
サンタクロースをいつ頃まで信じていたかについて質問してみました。

多くの人が小学生まで信じていました。34%が「小学校低学年」まで、26%「小学校高学年」までと答えました。「幼稚園・保育園」は7%、「初めから気づいていた」(4% )という人も。「今も信じている」人は4%いました。
「サンタの正体は……」悟った瞬間
続いて、高校生記者に「『サンタがいない』と悟った瞬間」「今もサンタがいると信じている理由」について、教えてもらいました。
まずは、プレゼントの届き方やプレゼント自体に「サンタらしからぬ痕跡」を見つけたことがきっかけだった声を紹介します。
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■プレゼントが宅急便で届いた
小学校1年生の頃、「宅急便」でプレゼントが届いたのです! 思わず唖然とする私に対して、「サンタはいない」と開き直る親……。それ以来、サンタ以外でも「よくある噂」はほとんど信じていません。(まじめがね。・高校3年、神奈川…小学校低学年で気づいた)
■店のシールと保証書で悟った
プレゼントに貼ってあった店の販売シールと保証書。今までプレゼントをくれていたのは、サンタじゃなくて親だったのだと悟りました。ですが、中学校に入るまでは「サンタが本当にいる風」に振る舞っていました。(まげまげ・高校2年、鹿児島…小学校4年生で気づいた)
サンタに手紙やお礼の食べ物や飲み物を用意している人も多く、それが気づくトリガーになったという声も多くありました。
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■サンタに用意したミルクを父が飲んでた
サンタさん宛に書いた手紙とホットミルクを用意し、就寝。「カサカサ」と物音がして、目が覚め起きると、父がホットミルクを飲んで、プレゼントを置く姿を見てしまいました。(あやぴ・高校3年、兵庫…幼稚園の年長で気づいた)
■サンタに渡した手紙が戸棚から…
毎年、サンタさんへ手紙とお菓子をお礼として渡すのが、一つの楽しみでした。しかし、探し物をしていて母の使っている棚の引き出しを開けると……サンタさんに渡したはずの手紙とお菓子を発見。「サンタさんは母だった」と気づきました。(あまおう・高校3年、埼玉…小学校高学年で気づいた)
■手紙の筆跡に母の癖が
毎年プレゼントと一緒に入っていた手紙。文字が母のものに似ていることに気がついた瞬間に察しました。(ゆいな・高校3年、埼玉…小学校中学年で気づいた)
手紙で知ってしまった…(写真はイメージ)
プレゼントを事前に発見、置いているところを目撃……痛恨の「渡しミス」がきっかけとなった人や、友人の間でサンタの存在を議論する人もいました。
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■クローゼットでプレゼントを発見
兄のクリスマスプレゼントをクローゼットの中で発見。毎年「サンタさんは居るの?」という質問をはぐらかされていたので、見つけてしまったときは思わず拍子抜け。(カモミール、高校2年・埼玉…小学校低学年で気づいた)
■両親がプレゼントを運んでいた
クリスマスの夜、寝ぼけていた私。ちょうど、両親がプレゼントを運んでいるのを一瞬見てしまいました。もし、あの時寝たままだったら、もう少し長く信じていたかも。知りたくなかった思いもあり、当時は悲しかった覚えがあります。(moru@32・高校2年、神奈川…小学校高学年で気づいた)
■友達といる・いないの攻防戦
小6のとき、塾で友達が「サンタさんは時差があるから1晩で世界を回れる」と言っていて、私はすごく納得。ですが、横からほかの友達が「サンタさんは親だよ!」と言ってきました。(あかり・高校1年、東京…小学校高学年で気づいた)
■親のフェイスブック投稿で発覚
親のフェイスブックを見ていたら『娘がサンタに頼んだプレゼントを購入!』的な投稿が出てきて、気付いてしまいました。(あかいあめり・高校3年、東京…小学校高学年で気づいた)
小さいころに気付いたきっかけがなく「自然消滅」の経過をたどった人の声です。
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■サンタ設定が自然消滅
中学生の頃、クリスマスの時期に欲しいものがなかったので、「サンタに頼まずに他の時期に欲しいものができたら買ってもらう方式」に変更。すると徐々にサンタさんの設定が消えていき、今ではすっかりサンタは来なくなりました。(はる・高校3年、埼玉)
今もサンタがいると思う理由
今も信じているという高校生の意見を紹介します。子どもも大人も考えるだけで幸せになるサンタの存在、プライスレス。
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■「いると思うだけで幸せ」今も信じてるよ
クリスマスの真実は、小学校3年生の時に知りましたが、いまだにサンタさんはどこかにいると信じています。「本当にいる」と思うだけで、あたたかい気持ちになったり、ウキウキしたりと幸せな気分になるからです。そういう意味でも、サンタさんは「いるだけで幸せを届けてくれる」存在なのではないかと思います。(桜いをり・高校1年、東京)
サンタ役を全うする親の奮闘
続いて、高校生記者にサンタにまつわる思い出を明かしてもらいました。
クリスマスに、子どもに笑顔を。そんなサンタ役を全うしようと奮闘する親の姿が垣間見えるエピソードを紹介します。
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■サンタさんに電話する母
母はクリスマスが近くなると、携帯電話を繋いで、「サンタさんに電話するからクリスマスプレゼントなにがいいか教えて!」と毎年のように聞いてきました。今思えば、「なかなかリスキーなことをしているなぁ」と家での笑い話です。(カモミール・高校2年、埼玉)
■サンタさんからお返事が
私は、毎年プレゼントのお礼として個包装のお菓子とお手紙を下駄箱に置いていました。クリスマスの朝にはお菓子がなくなっていて、返事のお手紙が置いてあったのがとても嬉しかったのを覚えています。ですが、サンタさんからのお手紙は、筆記体の英語で書いてあったので、小さい頃は読めませんでした……。(桜いをり・高校1年、東京)
■直接感謝されないのに
中学生の時、夜に駐車場の車のトランクから、クリスマスプレゼントを取り出している親御さんを見かけたことがありました。「両親もこうやってプレゼントを用意していたのだ」としみじみ。正体が知られていない間は、決して感謝されないのに毎年プレゼントを用意してくれていた両親に感謝するようになったきっかけです。(Spareribs・高校2年、東京)
奮闘する親に感謝(写真はイメージ)
子どもも気をつかってる…?
「子を喜ばせたい」親。そして、そんな親を見て「信じている姿を見せよう」とする子どもも。
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■信じたフリをするのは親孝行
小学校高学年のころ、周りでは私含め「親が一生懸命あれこれ工夫するから、つい信じてるフリするよね」という人が多かったです。親孝行にもなってるというか。サンタは、子供の夢と親の希望でできてるんだと思います。(ゆいな・高校3年、埼玉)
■頼んでいないプレゼントが
小学生の頃、クリスマスプレゼントに大量の髪ゴムと、デコラッシュ(デコれるテープ状の文房具)をもらいました。髪ゴムは頼んでいなかったので、とても驚いた思い出があります。サンタさんは両親だと気付いているものの、今でもその髪ゴムについては聞いてはいけないもののように感じています……。(はる・高校3年、埼玉)
■サンタのおかげで英語が得意に
小3か小4の頃、親から「サンタは外国人だから日本語が通じない」という理屈で、英語で手紙を書くように言われ、父から英語を教えてもらって手紙を書きました。さすがに中学生になってからは馬鹿馬鹿しくなりやりませんでしたが、今英語が割と得意なのはこのおかげだと思い、親には感謝しています。(ソワレ・高校3年、山口)
クリスマスの経験は特別。この時期ならではの体験をした声です。
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■フィンランドのサンタから手紙
祖母が小学校低学年の時に手配してくれた「サンタクロースからの手紙」がとても嬉しかったことを覚えています。フィンランドのサンタさんから私宛に手紙が届き、あの頃は、「サンタさんから手紙がきたよ!」と騒いだりし、宝物になりました。今でも大切に保管しています。(まげまげ・高校2年、鹿児島)
フィンランドには国に認められた公式サンタさんがいる(写真はイメージ)■あの頃のケーキの味は格別
幼稚園の年中の頃に、サンタさんに頂いたクリスマスケーキの美味しさが忘れられません。今までで食べたことの無いぐらい美味しく、家族の思い出ともなった味。今でも覚えています。(あやぴ・高校3年、兵庫)
■今もサンタさんからプレゼントもらってます!
小さい頃は家に知らない人が入ってくるのが怖くて、玄関に置いてもらえるように手紙に書いていました。私にはいま小学校1年生の妹がいて、妹がサンタさんを信じるように私も未だにサンタさんからのプレゼントをもらっています。得してるな、と思ってます(笑)(あかり・高校1年、東京)
クリスマスは本来キリストの誕生をお祝いする日。ミサに参加した人が「サンタについて知ったこと」を紹介してくれました。
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■サンタは貧しい子どもを助けるために
小学校高学年のとき、友達に「サンタなんていないよ。親がサンタ役をやってて、信じてるのはお子ちゃままでだよ」と言われました。私はまだ半信半疑。しかし、クリスマスミサに行って、「クリスマスのニコラウス」のお話を聞いたときに、「本当のサンタさんは貧しい子供を助けるためにいる」と知りました。それから、私のところに来ているのは本物のサンタではなく、サンタ役をしてプレゼントをくれていた親だったと気づきました。
中1の時、母に「あなたはもう大きいので、もうサンタさんは来ません」と言われました。それ以来、私のところにサンタは来なくなりましたが、「これからはサンタさんは世界の恵まれない子供たちを助けて、喜ばせてくれるだろう」と願うことにしました。(きりんりん・高校2年、東京)
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