待ちに待った昼休み。お楽しみの弁当タイムに、テンションが上がる高校生も多いのでは。LINE公式アカウント「高校生新聞編集部」をフォローしてくれている読者の高校生に「お弁当」についてアンケート。71人から寄せられた声の一部を紹介する。(佐々木菜緒)
【うれしいお弁当は?】「好きなおかず」「デザート入り」「味付きのごはん」
どんなお弁当だとテンションが上がりうれしくなるのか聞いた。「好きなおかずが入っている」と回答した人は97%だった。次に多かったのは「デザートが入っている」で52%。その他にもごはんやおかずの種類でテンションが上がることが分かった。

■手作りゼリー、キャラ弁はうれしい
「デザートに手作りゼリーが入ってた」(緑式部・2年)、「肉団子や卵焼きなど、いろんなおかずが入った大きなおにぎり」(とん・2年)など、工夫があるお弁当が人気だった。
「内緒で私の好きなミッキーのキャラ弁にしてくれた」(ベンベン・2年)、「普通のお弁当だと思って開けたらオムライスだった」(えふぁ・2年)など、普段とは違うお弁当だったときも盛り上がるようだ。
■家族の思いが伝わるお弁当
「お父さんが四苦八苦して作ってくれた初めてのお弁当」(ジャスミン・3年)、「部活でオーディションがあった日、母がのりとチーズを使って『きっと合格』と書いてくれたときは特にテンションが上がりました」(ほっつぁん・2年)といった、家族の気持ちが伝わるお弁当を紹介する声もあった。
【残念なお弁当は?】「苦手なおかず」「野菜ばかり」
反対に、テンションが下がるお弁当を聞いた。
■魚は人前で食べづらい?
「弟のお弁当と中身が入れ替わっていたとき。苦手な食べ物が入っていた」(Sowa・2年)など苦手なおかずで気持ちがなえる声が上がった。
他には「魚が入っていると、骨をみんなの前で出さないといけないのでテンションが下がる」(りす・1年)、「魚の生臭さがお弁当全体に広がっていたとき」(とん・2年)など、魚のおかずは不人気のようだ。

■茶色ばっかりだと恥ずかしい?
「おかずが野菜だけ」(バニラアイス・2年)、「茶色のおかずはおいしいけれど、野菜がほぼなくて友達に見られた時は恥ずかしかった」(ベンベン・2年)といった、栄養や彩りのバランスを気にする声もあった。
【保護者の愛】お弁当にまつわるほっこりエピソード
お弁当にまつわる保護者とのエピソードや思い出を教えてもらった。お弁当を作ってもらっていることに感謝する声や、イベントや行事の日の工夫に愛を感じたというエピソードがたくさん挙がった。
■感謝を伝えたら豪華に
「おいしかったと言って返すと、次の日のお弁当が少しだけ豪華になっていた」(とん・2年)
■量が多いのは愛?
「母が食べきれないほどに量が多い弁当を作るので困っていたが、母と同じくらいの年齢の女性の先生は『それは愛なのよ』って言ってくれた」(泥中の猫華・2年)

■お弁当で受験を応援
「高校受験のとき、午前中の教科がイマイチで、どんよりしたままお昼に。お弁当袋の中に母から応援メッセージが入っていて、読んだら泣きそうで読めなかったです。だけど、お弁当で気持ち切り替えて午後の教科を頑張れて、第1志望合格できました!」(おぱ・1年)
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